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セントライト記念

  • 2001年09月14日(金) 11時37分
 次週に神戸新聞杯があるのに関西馬が5頭も遠征してきた。たしかに次週はジャングルポケット以外の有力馬がどっと揃うことになっている。

 東の上がり馬マンハッタンカフェに期待したい。春はいきなりアグネスタキオンの勝った弥生賞に挑戦したり、無理な関西遠征で馬体重が40キロ以上も減少。4月の遠征から帰ったとき、こんなことをしていたら「この馬は死んでしまう」とまでいわれ、心身のバランスが完全に崩れていた。しかしこの夏に立て直しに成功。馬体重も500キロに戻った。前走などインで詰り、追ったのはゴール寸前の100mぐらいだけ。一気に抜け出したから立派だ。もともといきなり弥生賞にぶつけたぐらいで素質は一級品。成長見せるいまならオープンでも好勝負必至だろう。折り合い自在、菊花賞の伏兵になれるぐらいのスケールがある。

 ひと息入れ、素晴らしい動きになっている西のアドマイヤロードを中心に、少し手広く流したい。輸送で体が減らなければ期待にこたえてくれそうだ。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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