スマートフォン版へ

ながつきS

  • 2001年09月14日(金) 11時41分
 今季の中山ダートは時計が速い。先週は500万のダ1200mで1分10秒8。同じく500万のダ1800mで1分52秒台が記録されている。ここは1分51秒台になって不思議ないが、あまり全体のペースは速くないそりそうもない。先行して早めにスパートできる馬が軸だろう。

 となれば、クロッサンドラだ。前2走はオープンの短距離で中団から差す形だが、3走前が今回と同じクラスの1800m。先行して早めに一気にスパート。1分51秒2で乗り切っている。5ハロン通過61秒4という、ほぼ今回予想される流れと同じ平均ペースを一気のスパートでモンテカルロ以下に7馬身差の独走だった。乗っているのは同じ蛯名騎手。9割方、同じように乗ってくれるだろう。

 デキの良さがもっとも目立つアドマイヤショウリと、復調気配のトーホウダイオーの関西馬2頭が本線。ややスピード不足だが、馬体が絞れてくればアレグラールにも連穴の魅力はある。キングフィデリア、トニーボスの2頭はあくまで押さえとしたい。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング