今季の中山ダートは時計が速い。先週は500万のダ1200mで1分10秒8。同じく500万のダ1800mで1分52秒台が記録されている。ここは1分51秒台になって不思議ないが、あまり全体のペースは速くないそりそうもない。先行して早めにスパートできる馬が軸だろう。
となれば、クロッサンドラだ。前2走はオープンの短距離で中団から差す形だが、3走前が今回と同じクラスの1800m。先行して早めに一気にスパート。1分51秒2で乗り切っている。5ハロン通過61秒4という、ほぼ今回予想される流れと同じ平均ペースを一気のスパートでモンテカルロ以下に7馬身差の独走だった。乗っているのは同じ蛯名騎手。9割方、同じように乗ってくれるだろう。
デキの良さがもっとも目立つアドマイヤショウリと、復調気配のトーホウダイオーの関西馬2頭が本線。ややスピード不足だが、馬体が絞れてくればアレグラールにも連穴の魅力はある。キングフィデリア、トニーボスの2頭はあくまで押さえとしたい。