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札幌2歳S

  • 2001年09月21日(金) 11時16分
 昨年のジャングルポケットが5番人気にしかすぎなかったように、まだ評価と、本当のスケールは一致しない。そのため毎年荒れている。キャリア1戦だけの牝馬と言うのは不利だが、マイネヴィータに注目。上のマイネルモンスター、同ブライアンがともに新馬→500万と連勝したように、このファミリーは使って良化型であること。もう1つは、1800mになって4年、だいたい前半の1000m通過に61秒台がパターンでそうはきつい流れにならないこと。スンナリ2〜3番手で先行できる可能性が大きい。

 種牡馬ナリタブライアンの産駒は、ここまでもうひとつパッとしないが、このマイネヴィータはかなりのところまで出世できるセンスと、スケールがありそうだ。もちろん牡馬にも好素材は多い。公営馬のため案外人気にならないが、ヤマノブリザードは初芝を上がり35秒5で伸びたから立派。今回の方がさらにいい。芦毛のアルスブランカも渋いタイプに成長しそうだし、タイガーカフェ、マイネルリバティーももっと良くなる。追いきりの動きが目立ったトリッキーアイズも当然争覇圏に入る。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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