昨年のジャングルポケットが5番人気にしかすぎなかったように、まだ評価と、本当のスケールは一致しない。そのため毎年荒れている。キャリア1戦だけの牝馬と言うのは不利だが、マイネヴィータに注目。上のマイネルモンスター、同ブライアンがともに新馬→500万と連勝したように、このファミリーは使って良化型であること。もう1つは、1800mになって4年、だいたい前半の1000m通過に61秒台がパターンでそうはきつい流れにならないこと。スンナリ2〜3番手で先行できる可能性が大きい。
種牡馬ナリタブライアンの産駒は、ここまでもうひとつパッとしないが、このマイネヴィータはかなりのところまで出世できるセンスと、スケールがありそうだ。もちろん牡馬にも好素材は多い。公営馬のため案外人気にならないが、ヤマノブリザードは初芝を上がり35秒5で伸びたから立派。今回の方がさらにいい。芦毛のアルスブランカも渋いタイプに成長しそうだし、タイガーカフェ、マイネルリバティーももっと良くなる。追いきりの動きが目立ったトリッキーアイズも当然争覇圏に入る。