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オクトーバーS

  • 2001年10月05日(金) 11時45分
 広い東京コースに移ってロードフォレスターが中心に狙える。まだ、キャリアが浅いため、もまれる形になった前走のセントライト記念は勝負どころでスパートできず、少し脚を余した形だった。それでもゴール寸前の脚色は光っていたから、まだキャリア7戦だけの3歳馬とはいえ、素質は十分。前々走の新潟では、直線11.9-11.3-11.4秒(34.6秒)という上がりの速いスローペースを、33.6秒の切れで一気に差し切っている。アドマイヤロードに負けた春の東京(休み明け)でも、上がり3ハロンはアドマイヤロードを上回っていたから、長い直線は合う。ここまで左回りコースは、1、2、1着。本質スピード型だけに、距離もこの1800m前後がベストだろう。ひと叩きした5歳ブラザータイクーンと、同じく5歳のトウカイポイントの2頭が相手本線。ブラザータイクーンの場合、母は奥手型だったうえ、父はトニービン。まだ5歳のわりにはキャリアも浅く、これから本格化がある。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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