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武蔵野S

  • 2001年10月26日(金) 12時36分
 注目のクロフネはAランクのスケールをもつが、大跳び。圧勝もあるが、初ダートだけに軸馬にはしにくい。エンゲルグレーセの目下の充実度を素直に評価したい。以前とはいきっぷり一変。サッと流れに乗れる。ほとんど馬なりにも近いストライドで、前走のG3を圧勝。馬体も492kgまで増えていた。前より30kgも増えてまったく太めではないからすごい。脅威の上がり馬だ。クロフネ、プリエミネンスと、残ればイーグルカフェまで。ここは波乱はないと見た。

 西の重賞スワンSも注目の一戦。タフな7歳馬ダイタクヤマトは前走、負けはしたが昨年より強かった。敬意を表さなければならないが、さすがにこの路線、世代交代の波が押し寄せている。ここで買うべきは上がり馬ゴッドオブチャンスしかいない。ここ2戦、スピードの違いで先行しているが、もっと良さが生きるのは差す形になった時。藤田騎手は合いそうだ。新潟で大活躍のコジーン産駒、フラットコースが合っている。京都の直線は平坦、1分20秒前後で乗り切れると見た。若い3歳馬、上昇度がある。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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