注目のクロフネはAランクのスケールをもつが、大跳び。圧勝もあるが、初ダートだけに軸馬にはしにくい。エンゲルグレーセの目下の充実度を素直に評価したい。以前とはいきっぷり一変。サッと流れに乗れる。ほとんど馬なりにも近いストライドで、前走のG3を圧勝。馬体も492kgまで増えていた。前より30kgも増えてまったく太めではないからすごい。脅威の上がり馬だ。クロフネ、プリエミネンスと、残ればイーグルカフェまで。ここは波乱はないと見た。
西の重賞スワンSも注目の一戦。タフな7歳馬ダイタクヤマトは前走、負けはしたが昨年より強かった。敬意を表さなければならないが、さすがにこの路線、世代交代の波が押し寄せている。ここで買うべきは上がり馬ゴッドオブチャンスしかいない。ここ2戦、スピードの違いで先行しているが、もっと良さが生きるのは差す形になった時。藤田騎手は合いそうだ。新潟で大活躍のコジーン産駒、フラットコースが合っている。京都の直線は平坦、1分20秒前後で乗り切れると見た。若い3歳馬、上昇度がある。