スマートフォン版へ

天皇賞・秋

  • 2001年10月26日(金) 12時37分
 先週、超スローをみんなでなだめて、それも逃げ馬から離れて追走の菊花賞とは一変、ここは速くなると考えた。飛ばすサイレントハンターは、前半1000mを58秒ぐらいで行ける。ここは引退レース、タメても意味がない。これを早めに捕まえに出そうなのが、宝塚記念で早めのスパートで大成功したメイショウドトウ。反応が鈍ったといわれるテイエムオペラオーも、いつもよりずっと早くスパートしそうだ。ハイペースの東京2000mは、スペシャルウィークやレッツゴーターキンの年と同じで、坂上で一転二転がある。1分58秒そこそこの時計になる時、早めのスパートでは押し切れないことが多い。オペラオーなどより一歩遅らせてスパートすると見て、イブキガバメントを買いたい。2000mで河内騎手とのコンビでは[4-1-0-1]。天皇賞・春の疲れがあった5月の中京戦以外は崩れていない。自在性もあるが、ダンシングブレーヴの父系だから、タメた時に爆発力がある。前々走は上がり33秒6。それで楽勝だった。ベテラン河内騎手の流れを読む(カン)に期待する。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング