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【七夕賞など予想】夏の名物ハンデ重賞 出走有力馬の調教内容をチェック

  • 2026年07月08日(水) 18時00分

福島3戦3勝 サヴォーナの仕上がりは?


 私事と言いますか、今週で競馬予想TV! のシーズンバトルが終了。現在のところ、通算回収率2位、ねらい目回収率3位ということで、逆転優勝を狙うことができる位置にはいます。まあ、仮に最下位だったとしても出演のチャンスさえあれば、高配当でひっくり返すことができるのが競馬。七夕賞あたりが大荒れするようだと、そういった波乱もあるのかもしれません。

 そして、今週は重賞以上に楽しみなレースが小倉芝2000mの新馬戦。デビュー馬情報でも取り上げたエルドボルグがどのようなレースを見せてくれるか。来週の競走馬ランキングのアクセス数で1位(ちなみに今週は先週新馬勝ちのショウナンガレオン)になるような走りだったらよいなあと思います。

【七夕賞/サヴォーナ】

 1年以上の休養明けだった前走の福島民報杯。リステッドだったとはいえ、2着に1馬身3/4差の完勝。これで福島競馬場は3戦3勝ということで、次走に七夕賞を選択したことは納得という感じがします。

 休み明けだからと追い切り本数が必要なタイプではなく、今回も3本の坂路追い切りしかない点はいつも通りといってよいでしょう。1週前追い切りは坂路4F51.2秒をマークして、自己ベストを更新。ただ、最終追い切りは坂路4F56.3秒と前走時の最終追い切りよりも5秒近く遅くなりました。福島の2勝クラスを勝った時が坂路4F55.2秒。これに近い時計での好走歴はあるものの、重賞と条件クラスの判定を同じにしてよいのか迷います。

調教Gメン研究所

1週前追い切りで自己ベストを更新したサヴォーナ(7月8日撮影)


【七夕賞/ヤマニンブークリエ】

 前走はサウジ遠征帰りの一戦。それでも5着という結果が出たのは、2週前追い切りのCWで6F78.3秒と速い全体時計をマークしつつ、ラスト1Fが11.5秒をマークして、バドリナートに追走先着した内容が要因だと考えています。

 今回の2週前追い切りはCWで6F82.8秒。併せ馬も追走して同入ということで、前走時ほどの派手さはありません。前走よりもレース間隔が詰まっていることもあると思いますが、調教内容から前走以上という判断をするのは少し難しいところです。

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調教内容から前走以上という判断をするのは少し難しいヤマニンブークリエ(7月7日撮影)


【七夕賞/メリオーレム】

 5ヶ月以上の休み明けだった都大路SはCWでの追い切りを順調に消化していたこともあって、最終追い切りの坂路での動きも軽快。4F目12.2秒のラップを踏んだ動きを見て、好走できる状態にあると判断していました。よって、4着という結果は納得です。前走も好走できるかと思いましたが、安定した走りを期待しにくい馬なのかなと思います。

 今回は1週前追い切りがDP。3頭併せで最遅ということで、これが小倉記念9着時のCWでの1週前追い切りと同じ。最終追い切りの坂路こそ、動いたと思いますが、これは小倉記念の時も同じでしたから、高い評価は付けにくいというのが正直なところです。

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高い評価は付けにくいメリオーレム(7月7日撮影)


【七夕賞/オーロラエックス】

 GIのエリザベス女王杯はともかく、リステッドのここ2戦で結果が出ていないのは判断の難しいところ。ただ、カシオペアSの時と比較すると、1週前追い切りのCWが単走だったというところが凡走の要因かもしれません。

 今回の1週前追い切りはカシオペアSと同じでCWの併せ馬を追走して先着。これは結果が出ていない時から変化しているので、高く評価したいところ。最終追い切りの坂路で4F56.7秒、4F目13.0秒と時計が地味なところは気になりますが、ここ2走とは違うはずです。

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変化が感じられるので高く評価したいオーロラエックス(7月7日撮影)


【阿蘇S/テスティモーネ】

 3勝クラス、オープンと連勝中。ユニコーンSは初重賞で稍重ダート、竹田城Sは阪神ダート2000mで芝スタートが大敗の原因かと思います。今回は小倉ダート1700mという初めての条件になるだけに、その点は走ってみないと分かりませんが、状態の良さは感じる最終追い切りでした。

 CWで幸英明騎手が跨って単走。前半のラップは決して速くありませんでしたが、きれいな加速ラップを踏んで、ラスト2Fが11.4秒から11.1秒。こんなに速いラップには見えないくらい、走りにはゆったり感がありましたし、それだけ体調が良いということだと判断しました。

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きれいな加速ラップを踏んだテスティモーネ(7月7日撮影)


◆次走注目の2歳馬

<ダノンキューブ> 函館芝1800m 2番人気/2着
【将来有望種類】なし

 好発からハナを切ったものの、行きたがるシーンもあって、1000m通過は60.4秒。新馬戦としては異例の速さでしたが、それがレコード決着を演出したのは間違いありません。次走も北海道でのレースを予定しているので、次はきっちり決めてくれるでしょう。

◆開催おすすめの調教適性

<福島芝2000m>
◎最終追い切りトラックWラスト3Fから2F区間1秒以上加速かつラスト1F11.9秒以下最速
◎最終追い切り坂路馬場4F目最速ラップ

 昨年の七夕賞は1着が◎W、2着が◎坂という結果でした。ただ、坂路といっても標準多め坂路主体ということで、調教タイプは併用系統。坂路単一は苦戦傾向にあるレースです。

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調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。

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