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【七夕賞】この時期のハンデ重賞を目標にする馬たちには様々な事情が

  • 2026年07月11日(土) 12時00分

納得のいく理由を探り狙いを定めたい


 この時期のハンデ重賞を目標にする馬たちには、さまざまな事情がある。だが、どれもが秋に向けてきちっと決めたいと準備してきた。中には心身ともに完成期に入ったものもいて、これまでの成績をそのまま鵜呑みには出来ない。それに、福島という小回りコースに照準を合わせてきたものもいて、とにかくいつもながら難解なレースだ。納得のいく理由を探りながら狙いを定めていきたい。

 最強4歳世代から3頭の有力馬が出ている。トップハンデタイのカラマティアノスの58キロは想定内と見ている。3歳時は不完全燃焼の走りが続いたが、年を重ねて充実してきた一頭だ。1月の中山金杯で真価を見せ復活できた。続く中山記念も2着と力を見せたが、前走のエプソムCが6着と不本意な成績だった。スローペースのインで動けず、馬の気持ちに焦りがあり前掛かりに走っていた。高速決着で切れ負けしたところがあったが、それでも0秒3差だから大くずれはしていない。先行力を生かすにはコーナー4つの舞台は合っているから、背負ってもものともせずに走ってくれると見ている。父レイデオロの産駒は、古馬になって強さを増すタイプが多いので、今後を含めて見ていきたい。

 8度目の重賞挑戦となるヤマニンブークリエにとっては、悲願達成の一戦としたいところだ。スタートのいい馬で小回りコースが味方になる。海外に遠征した2走前では果敢に逃げて新しい面を見せていた。帰国初戦の新潟大賞典は入れ込みがひどく5着だったが、勝ち馬とは0秒4差で、先行勢では上位の成績だった。4歳馬で56キロのハンデは、強調できる一頭だ。

 もう一頭のセンツブラッドは、昨年のラジオNIKKEI賞2着の実績から、この福島を目標にされてきた。エプソムC10着からの巻き返しを図るために、小回りコースで早目に動く競馬をと、56キロでのぞんでくる。巧くはまれば上位に来ても不思議ではない。

 これらより年長馬からも3頭ピックアップしてみた。5歳馬からはアスクナイスショーを。日経賞は出入りの激しい流れで先行馬には厳しすぎた。福島は合っているので、手頃な55キロなら反撃は可能だ。

 6歳馬のサヴォーナは、3年連続リーディングサイアーを目指すキズナの産駒。前走の福島民報杯では、1年5ヶ月ぶりの実戦にもかかわらず、好位で流れに乗せて悠々と抜け出していた。勝ちタイムが、このレースのここ10年で最速で、神戸新聞杯や日経新春杯で2着の実績のある力を示していた。ハンデは58キロだが、3戦3勝の福島は合っているので、6歳で初重賞制覇を期待できる。

 そして、最後の一頭が7歳のバトルボーン。前走メトロポリタンSは3着で上位の2頭に切れ負けしていたが、力は示せていた。3年前にこのレースに出ていて4着だったが、この年齢で11戦しかしていないので、のびシロはあると見たい。

「背負っても ものともせずに 走り切る」

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ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

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