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【サウジアラビアRC・アイルランドT】勝てば力の証明に これからの躍進を遂げるべく有力馬が揃う

  • 2026年10月10日(土) 12時00分

今後も含めて狙う馬は


 またしても凱旋門賞の壁は高かった。期待したメイショウタバルの武豊騎手は、無理をせずに先頭に立っているように見えたが、それほど速いペースでなくとも、結果的には外から来られた外国馬のプレッシャーが強かったようで、直線入口まで先頭も、そこから後続に一気に飲み込まれてしまった。期待したスタミナもパワーも削がれてしまい、持久力型の日本勢2頭とも、切れ味勝負に屈していた。史上8頭目の連覇を達成したダリズの豪脚が光り、馬群の後方から直線外に出してからの瞬発力こそ、ロンシャンでの大一番にもとめられるものという印象を強くした。しかし、壁が高いからこそチャレンジする意味があり、これからの挑戦に声援を送りたい。

 さて、今週の3重賞は、これからの躍進を遂げるべく有力馬が揃っている。今後も含めて狙っていきたいものを選んでいく。

 まず、来春のGI戦線に打って出たい2歳馬たちのサウジアラビアRCだが、勝ち馬から過去11回で4頭ものGI馬が出ている出世レース。ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモアの4頭だが、東京の1600米だから勝てば力の証明になる。注目しているのは、(外)デミアン。6月の東京の新馬戦で中団追走から上がり最速で差し切っており、以後成長を促してここまで待機していた。父フライトラインは、BCクラシックなどG1を4勝、現役時代6戦6勝で米国の2022年度の年度代表馬。今年から産駒が走り出しているが、日本ではショウナンガレオンが札幌2歳Sを勝って2戦2勝で世代のトップに立っている。デミアンがこれに続くものと期待したい。

 昨年から東京の芝1800米として府中牝馬Sを引き継いだアイルランドTは、1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権があり、有力どころが顔をそろえている。当然ながら昨年のオークス馬カムニャックの存在が大きいが、東京コースはデビュー2戦目のアルテミスS6着が気になる。だが、これは距離が短かったからで、オークスを含む重賞2勝などみると、やはり実力は上だ。この春の2戦はいずれも2着だったが、実績のなかったマイルでのもので、どちらも2着なら結果は残せたと評価したい。1ハロンでも延びるのはプラスだ。

 あとは連覇を狙うラヴァンダを。中京記念でコースレコードで快勝して勢いに乗っている。

 もうひとつ、京都芝1400米のスワンSだが、史上初の連覇を狙うオフトレイルはこの舞台で安定して走っている。昨年は中団につけ、直線鋭く追い込んで1分18秒9のコースレコード勝ち、マイルCS4着と好走していた。一年前の再現を考えてみたい。

 そしてもう一頭、3歳馬ダイヤモンドノットに今後も含めて期待してみた。前走はスプリント戦の忙しい展開に苦戦したが、今回は重賞2勝を含む全3勝を上げている7ハロン戦、プラスの部分が沢山ありそうだ。

「この一番 秋シーズンに 弾みつけ」

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ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

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