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豪の女性騎手“ジェイミー・カー”の名前を憶えておいてください!

  • 2020年02月13日(木) 18時01分
ブレイキングドーン

▲オーストラリアでの経験を積み重ねている富田騎手


昨年の8月7日から、オーストラリアで長期武者修行を敢行している富田暁騎手(栗東・木原一良厩舎)。騎手免許の更新のため先月下旬に一時帰国していましたが、再びオーストラリアでの生活がスタートしました。今回は、日本と世界の女性ジョッキーのお話をメインに、最後にはファンの皆様へのご報告も。

※このコラムは無料でお楽しみいただけます。


もっともっと大きくなって、メルボルンに戻ってきたい


 netkeibaをご覧のみなさん、こんにちは。オーストラリアに戻り、調教も競馬も新たな気持ちで頑張っている富田暁です。

 厩舎に戻るにあたり、ちょっと緊張していたのですが、たくさんの人に「トミー! トミー!」と声を掛けてもらえたので、とても楽になりました。それと、歓迎された理由が、おそらくもうひとつ。僕がずっと乗っていた癖のある馬がいるのですが、僕がいない間はみんなが代わりに乗ってくれていたので、早く帰ってきてほしかったみたいです(笑)。

 さて、日本では今、地方競馬で騎乗しているミカエル・ミシェル騎手がすごいニュースになってますね! そこで今回は、オーストラリアの女性ジョッキーの活躍について紹介したいと思います。

 現在、中央競馬の女性ジョッキーは菜七子先輩一人ですが、オーストラリアでは、本当にたくさんの女性ジョッキーが活躍しています。以前、厩舎のライダーも女性ばかりだと書いたことがありますが、ジョッキーも本当にたくさんいます。

 なかでもとくにすごいなと思ったジョッキーが、ジェイミー・カー騎手です。GIも勝っていますし、とにかく普段からたくさん勝ちます(笑)。騎乗リズムがすごく良くて、いつも参考にさせてもらっています。近い将来、きっと日本にも乗りにくるはず。その際は、彼女の馬券を買うことをオススメします(笑)。

 ここでひとつご報告です。

 半年間過ごしたメルボルンから拠点を移すことになりました。もちろんヴィクトリア州でもっともっと結果を出したかったですし、達成できていない目標もたくさんあるので残りたかったのですが、ヴィクトリア州のアプレンティスの免許は6カ月まで。競馬会の決まりですから、仕方がありません。

 オーストラリアには、日本で乗りたくても乗れない若手ジョッキーがたくさんいます。そんななか、オーストラリアの競馬会は、実績もない僕に免許を交付してくれました。やり残したことはたくさんありますが、むしろ半年もの間、こんな僕に免許を与えてくれたことに感謝です。いつかジョッキーとしてもっともっと大きくなって、メルボルンに戻ってきたいと思います。

 たくさんのチャンスをくれたボス達にも本当に感謝しています。チャンスをモノにできなかったレースもたくさんありましたが、それでも乗せ続けてくれ、英語を話せない僕に1からたくさんのことを教えてくれました。

 オーストラリアではレース後、馬の状態やレースで感じたこと、いわゆるレース後のコメントを動画で撮影して馬主さんなどに報告するのですが、僕は言葉に詰まったりしてしまうことも多く、そんなときはいつもボス達がサポートしてくれました。

ブレイキングドーン

▲様々な方からのサポートに感謝


 馬や競馬にまつわる英語力は上がったと思いますし、次に会うまでには、もっとボス達と英語でたくさん会話ができるようになりたい。そして、「上手くなったな」と言ってもらえるよう、もっともっと騎乗技術を向上させたいです。

 今週は、レースと移動で少し忙しくなりますが、早く新しい環境に慣れて、いい報告ができるように頑張ります!

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1996年12月11日、茨城県生まれ。2017年にデビュー(栗東・木原一良厩舎)。同期は木幡育也、武藤雅、横山武史、川又賢治。一度は高校に進学入学するも競馬学校受験を決意。2度目の受験で合格。2018年、仏の若手騎手招待レースにJRA代表で参加。

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