【大阪杯予想】負担重量58キロの古馬GIレースでは「斤量経験」と「斤量実績」がポイント
明け4歳馬にとっては古馬との斤量差の“急縮小(わずか3か月で2キロ増)”が大きなハードルになる一戦
中央競馬では昨年から古馬GIレースの負担重量が58キロ(牝馬は56キロ)に統一されました。一昨年までも天皇賞(春)と安田記念と宝塚記念と天皇賞(秋)とエリザベス女王杯の5レースについては負担重量が58キロ(牝馬は56キロ)と規定されていましたので、それらのレースについては現状維持となり、この大阪杯も含めた大多数のレースでは負担重量が1キロ引き上げられたという格好です。
この斤量ルール変更がどのような変化を生み出すのかについては、元々から負担重量が58キロ(牝馬は56キロ)と規定されていた上記5レースにおいて、『斤量経験(斤量実績)』が鍵を握っていたという点に注目します。それらのレースでは前走時の斤量が58キロ以上(牝馬は56キロ以上)で今走では同斤量または斤量減での出走となる馬が好成績をあげており、前走時の斤量が57.5キロ以下(牝馬は55.5キロ以下)で今走では斤量増での出走となる馬は成績が振るわない傾向が認められます。