▲最後は四位調教師からのメッセージ&写真企画 (撮影:山中博喜)
▲【馬着】血行を良くして体を温められる充電式の馬着で、馬術界で使われているものを海外から取り寄せたとか。その額、なんと1着200万円! 四位調教師いわく、「追い切り後、午後に獣医さんが来るまでの間にやれることがあればやったほうがいいと思ってね」。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【馬房内にはいつでも食べられる干し草】「馬は胃の上半分が粘膜で保護されていなくて、胃酸で痛みやすいので、常に何かを食べているほうがいい動物」と四位調教師。そのため、常に干し草を食べられるようになっている。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【鉱塩】塩分補給のため。「ちゃんと舐めなきゃダメだよー」と話しかける四位調教師。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【天井の保護パッド】馬が頭をぶつけないよう、天井部分にクッションがつけられている。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【遮光シート】馬房の裏戸に遮光シートを張ることで、馬房内が明るくなりすぎないようにしている。「馬に直接聞けないから、どのくらい効果があるかはわかりませんが、ずっと明るいと馬も安らげないんじゃないかと思ってね。少しでも良さそうなことは取り入れようと思っています」と四位調教師。 (撮影:桂伸也)
▲【馬用筋膜リリース機器“メディセル”】慢性疲労など、さまざまな不調の原因となる筋膜のよじれを正常に戻すことで、血流の改善や病気の予防につながるとか。「できることはなんでもやってあげたい」という四位調教師が、馬のために新しく導入した機器だ。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【キセノン光線装置】人間の整形外科や麻酔科などでも使われている機械で、痛みや血流の改善などに用いられている。美容皮膚科ではシミ・そばかすが気になる人に使う機械だけあって、「膝を痛めていたスタッフが使ったら、膝小僧が白く綺麗になっていました(笑)」とか。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【大仲に置かれた木馬】ジョッキーが騎乗フォームの確認などで使用する木馬が、厩舎の大仲に! 四位調教師から直々に指導を受けられるとあって、厩舎スタッフも「すごいことですよね」と目を輝かせる。 (提供:四位洋文厩舎)
▲【鞍置きスタンド】ここで調教ゼッケンやスポンジなどをセッティングして、スタンドごと馬房前まで持って行き、馬装している。 (提供:四位洋文厩舎)
▲馬房で馬と触れ合う四位調教師の様子 (提供:四位洋文厩舎)
▲「馬作りは小さなことの積み重ね」と語る。 (撮影:桂伸也)
▲コロナ禍での開業、スタッフには「感謝しかありません」 (撮影:桂伸也)
▲「馬は言葉を話せない。だから、人間ができることは、すべてやってあげなければいけない」藤沢和雄調教師の言葉に感銘を受け、スタッフにも伝えている。 (撮影:桂伸也)
▲目標に向かってスタッフと日々馬作りに取り組む (撮影:桂伸也)
▲“四位厩舎に預けたい”そう言っていただけるように… (撮影:桂伸也)
▲「これからも馬への愛情を第一に、関わる人みんなが幸せになれる馬作り、人作り、厩舎作りに取り組んでいく所存です。」 (撮影:桂伸也)
1972年11月30日、鹿児島県生まれ。JRA栗東所属の調教師。騎手時代は2007年の日本ダービーでウオッカに騎乗し、64年ぶりの牝馬ダービー制覇を達成。翌年の日本ダービーではディープスカイに騎乗し、史上2人目の連覇を成し遂げる。JRA通算1586勝。2019年12月新規調教師免許試験に合格。2020年2月で騎手を引退し、1年間の技術調教師を経て2021年3月に新規厩舎を開業。