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壊れるために飲む? 騎手がお酒を飲みたくなるとき

  • 2019年11月12日(火) 18時01分
太論

▲大好きと公言しているお酒にまつわる質問にも答えます!


今週の『太論』は、ユーザーからの質問3連発。「壊れるためにお酒を飲んでいた」という『with佑』での横山典弘騎手の発言を引き合いに、「小牧騎手もネガティヴな目的で飲んでる!?」という質問からスタート。『太論』ではすっかり定番となったお酒の話題ですが、改めて「お酒との付き合い方」について、小牧騎手ならではのケジメを語ってくれました。(取材・文:不破由妃子)


酒を飲まない日は…一日がホンマにくだらん(笑)


──今回は、ユーザーからの質問を3つほどピックアップしました。まずはお酒にまつわるこんな質問から。「藤岡佑介騎手のコラム『with佑』で、横山典弘騎手が「壊れるためにお酒を飲んでいた」と話していて、改めてジョッキーという仕事の重圧を感じました。小牧騎手もお酒が大好きとのことですが、かつての横山騎手のようなネガティヴな目的も多少はありますか?」。

小牧 誰しもあるんちゃうの? 逆にうれしいときにも飲むしね。そのあたりは、ファンの皆さんと一緒ですって。おめでたいこととかうれしいことがあったときもそうやけど、逆に仕事で嫌なことがあったときにも飲んだりするでしょ?

──それはそうですね。

小牧 まぁ僕の場合は、悔しいことがあったときも、悲しいことがあったときも、うれしいことがあったときも、いつも飲んでるもんね(笑)。あ、いつもじゃないわ。水・木は絶対に飲まないから。

──ご自分で決めた水・木の禁酒デーは、徹底して飲みませんよね。

小牧 そうやね。その代わり、酒を飲まない日といったら、まぁ一日がホンマにくだらん(笑)。ドラマを観たり、風呂に行ったりして気を紛らわせてるけど。

──お風呂で汗取りなんかしたら、よっぽどキューっといきたくなりそうですが。

小牧 そうやけど、絶対に飲まないって決めてるから。それに、家族も水・木は飲まないことを知ってるからね。ついつい「1本だけ…」なんて思っても、そこは絶対に許されない(笑)。

──その監視体制は強力ですね(笑)。横山さんは、「お酒を美味しいと思ったことは一度もない」とおっしゃってましたけど、小牧さんの場合、心の底から「美味しい!」と思って飲んでらっしゃいますものね。その違いは大きい。

小牧 そうかもね。ノリくんは、もともとお酒が強くないから。体質に合わないのに、無理して飲んでたんでしょう。どうしてもアルコールを受け付けない人っていますやん。ウチの嫁さんの家系もそう。娘のひかりはめっちゃ飲むけど(笑)。

──そのあたり、ひかりちゃんは完全に小牧家の血を引きましたね(笑)。では、続いての質問です。「毎週、競馬ブックを見ています。小牧騎手のレース後のコメントが載っていないことがあるのはなぜですか? 載る人と載らない人がいるのは、どういった事情があるのでしょうか?」。

小牧 5着くらいまでにきたら絶対に話を聞かれるけど、ケツのほうやったら話を聞かれへん。着順に関係なく、聞かれたら喋るけどね。聞かれなければ、自分から喋ることはない。

──全ジョッキーのコメントが載っているのは、GIだけですよね。

小牧 そうやと思う。だから僕の場合、コメントが載っていないということは、そもそもコメントを求められていないということ。話を聞かれたのに喋らんことはありえへんよ。馬やレース内容によって言葉数は違うかもしれんけど、聞かれたときは丁寧に答えてるつもりです。

──最後は2歳馬についての質問です。「先日、『太論』で取り上げていたモンサンイルベントと同じキズナ産駒のハンメルフェストに騎乗されていましたね(10月27日・京都5R・2歳新馬・12番人気5着)。僕はキズナ産駒を応援しているのでぜひお聞きしたいのですが、ベテランの小牧騎手から見て将来性はありそうですか?」

小牧 ああ、庄野厩舎の2歳やね。初戦は5着やったけど、いかにも上積みがありそうな感じやった。なんせ大きい馬だからね(初出走時は548キロ)。初戦は出遅れてしまったけど、最後は脚を使っていたし、一度使ったことで変わってくると思うよ。順調に上積みがあれば、走ってくるんちゃうかな。

太論

▲「酒を飲まない日は、まぁ一日がホンマにくだらん(笑)」

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太論 / 小牧太
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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