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ヒモには穴馬を取り入れたいフローラS

  • 2019年04月19日(金) 18時01分

各馬の前走条件を一つ一つ分析したい


 フローラSは過去10年でのべ7頭の2ケタ人気馬が馬券に絡むなど、荒れるときは荒れるレース。軸を堅めに取るにしても、ヒモには穴馬も取り入れていきたい。

 今回、前走重賞組で前走着順が良いのはシャドウディーヴァ。前走はコントラチェックが強かったが、0.7秒差という着差をどう見るか。例年だと負けすぎのレベルだが、勝ち馬が強かったためと捉えることはできる。決め手が生きるので東京へのコース替わりはプラスに働きそうだ。

 パッシングスルーも重賞4着からの参戦となる。初距離はマイナスだが、この血統ならば2000mをこなしても不思議ではない。キャリアの浅さと前走が牡馬相手であったことを考えると、ここは好走の可能性もある。あまり人気にならないようだが妙味はあるのでは。

 500万組ではウィクトーリアが人気になりそう。血統のポテンシャルもあるし、距離延長も問題はない。ただ2勝がいずれも逃げ切りでコーナー4つの競馬。買うなら単勝というタイプであることは分かるが、連軸として信頼度の高い馬ではないように思う。

 エアジーンもコース替わりがテーマになる。こちらは距離への安心感があり、ウィクトーリアとは逆に、単というより連軸タイプの馬かと思う。同じレースで2着だったエトワールは2走目以降が安定。フローラSは500万条件の負け組もけっこう絡むレースなので、忘れずにおきたい。

 フェアリーポルカも500万組だが、若駒Sの3着もある関西馬。上位人気になりそうで配当妙味はないが、やはり馬券のどこかには組み入れておく必要のある馬だ。

 500万条件の負け組で個人的に注目しているのはペレ。ウィクトーリアに負けた直後の一戦だが、中山→東京のコース替わりでこの序列は入れ替わる可能性もある。血統的にも東京戦で伸びそうな馬だし、新馬戦はハイレベルなメンバーの中での3着だった。

 新馬組は例年ほとんど来ていないが、アモレッタは1番人気で勝ってきたということと、ディープインパクト産駒という点から怖さがある。未勝利組は1番人気で勝ってくることがここで好走するための必要条件。セラピアは前走の内容が良かったし、走るときは走るオルフェーヴル産駒だとしたら警戒が必要になる。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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