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世界最高賞金のオールスターマイルのファン投票結果発表

  • 2020年02月20日(木) 18時00分
(2月20日号 文=ポール・シムズ)

今年はニュージーランドに拠点を置く馬たちもトップ10入り


 マイル戦では世界最高賞金を誇る、ジ・オールスターマイルのファン投票が締め切られ、トップ10入りを果たした馬が発表されました。発表イベントには、勝負服をまとったスカイダイバーたちが、空から、開催地コーフィールド競馬場に降り立つパフォーマンスを披露。3月14日(土)の本番へ向け、現地でも盛り上がりを見せています。

 豪州で昨年新設された、マイル戦として世界最高総賞金の500万豪ドルを誇る、ジ・オールスターマイルは、日本の有馬記念がモデルとなっていて、フルゲートのうち、10頭がファン投票で選出されます。

 今年は、最も得票数が多かったのが、クイーンズランド州のスーパースター、アリゲーターブラッドです。昨年10月のG1コーフィールドギニーズ(芝1600m)で、アリゲーターブラッドをゴール寸前で差し切ったスーパーセスは、ギリギリ10位にランクインしました。

 この他のG1勝ち馬では、メロディベル(2位)、コールディング(3位)、カタリスト(6位)、ミスタークイッキー(7位)、アリスティア(8位)が、10頭の選出馬にラインナップされました。

 15日(土)にフレミントンで開催されたG3ヘイズS(芝1400m)で、アリゲーターブラッドと激しい叩き合いの末、僅差の2着で敗れたファン投票6位のカタリストなど、ニュージーランドに拠点を置く馬たちが、今年のジ・オールスターマイルのトップ10に顔を揃えたということも話題の1つとなっています。

 そして、G1・10勝をあげているメロディベルもまた、ニュージーランド産馬としてジ・オールスターマイルに参戦予定ですが、今後は22日(土)にコーフィールドで開催されるG1フューチュリティS(芝1400m)で、秋シーズン緒戦を迎える予定です。そこでは、クリス・ウォーラー調教師の管理馬で、ファン投票3位コールディングとの対戦も見どころの1つとなっています。

 ファン投票4位のスターミッスルは、2歳上の兄アーバンルーラーもまた、昨年のジ・オールスターマイルでファン投票による出走を果たしており(結果は14位)、兄弟での出走が話題となっているほか、オーナーグループがSNSで投票を呼び掛けたことで、大変注目を集めたハートオブピュイッサンスが9位ランクインしました。

 さらに、オーストラリアのTVや、ラジオのMCで活躍中のアンドリュー・“コージー”・コステロ氏が大のお気に入りとしている3歳のダラサンが、5位に入りました。

 レーシング・ヴィクトリア・エグゼクティブ・ゼネラルマネージャーを務めるグレッグ・カーペンター氏は、次のように話しました。

「たくさんのファンが投票してくださった結果、実績に富んだ大変素晴らしい10頭が選ばれ、私たちはとてもうれしく思っています。アリゲーターブラッドの実績を見れば、トップの投票数を得たことはまったく驚くことではありません。実力以外でも彼がファンの皆様から愛されている証だと思います。

 そして、ジ・オールスターマイルがさらに盛り上がるためには、ニュージーランドの馬たちの存在も欠かせないと思っています。今年トップ10入りをはたした、2頭のニュージーランドの馬たちの活躍をとても楽しみにしています。先週土曜日のレースで壮絶な一騎打ちを見せた、カタリストとアリゲーターブラッドの2頭の直接対決が、今後行われるオーストラリアンギニーズや、ジ・オールスターマイルで再現されることもまた、楽しみの1つですね。

 10頭のトップクラスの馬たちと、今後選出される5頭のワイルドカードが加わることで、世界で最もリッチなマイルレースの名にふさわしいラインナップになることは間違いありません。ぜひ、ファンの皆様も楽しみにしていてください」

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1864年に創設された、オーストラリアのビクトリア州における競馬主催団体。メルボルンCなどの大競走が行われるフレミントン競馬場をはじめとした、ビクトリア州各地の競馬場で開催される競馬の運営・統括をしている。近年では日本調教馬の移籍も多数実現しており、日豪の関係に重要な役割を担っている。

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