日刊競馬編集長・柏木集保による日曜日メインレース予想!
柏木集保
ダート・チャンピオンの7歳カネヒキリ。同じくヴァーミリアン。さらにはその2頭と同様にこのGIを制しているサンライズバッカス。過去3年の勝ち馬が出てきた。まず、めったにないことだろう...
3400mになって過去5年、ウイングランツの勝った05年以外は比較的平穏におさまっているが、東京の長丁場。ましてハンデ戦。みんな「56kg」以下の今年、「東京コースの長距離戦は荒れ...
種牡馬トニービンの影響を受ける馬は、その多くが典型的な中距離型、あるいはマイラータイプの特徴を出し、東京と新潟をとりわけ得意にすることで知られた。直仔の時代は終わったが、後継の代表...
著しい雨量。冬のダートは不凍液を混ぜるので「重馬場」でも意外に時計が速くならない状態もありえるが、土曜の雨が止んで回復に向かうダートは「高速決着」だろう。レコードは1分21秒9(フ...
やっとオープン馬のランクに見合う総合力を身につけた6歳トウショウシロッコを狙う。これまで別にニセ物のオープン馬だったわけではないが、3歳春、未勝利を脱したばかりで強気に腕試しのよう...
オーバーシードで一応は緑だが、いつもの年より現在の芝は元気がないように映る。全体に生育もう一歩なのだろう。そのためか、1週目(中山金杯はコースレコードタイ)は信じがたく時計が速かっ...
東のフェアリーSは「阪神JF」からの折り返し組。西のシンザン記念は「朝日杯FS」から折り返してきたグループが人気の中心で、また有力馬であることは間違いないが、牝馬ではブエナビスタに...
あまり大きな話題にはならないが、母の父(ブルードメアサイアー)として07年からトップに立ったサンデーサイレンスは、昨08年の獲得賞金68億円強。この数字はこれまでの記録を大きく上回...
有馬記念の歴史は、競馬にはそれこそさまざまな結末があることを伝えてきた。順当に人気馬が完勝したと思えば、超スローでメジロパーマーが逃げ切ったり、単勝万馬券のダイユウサクがレコードで...
スピード化が進みここ数年はほとんど1分33秒台の高速決着。ただし、まだみんなキャリアの浅い2歳馬。古馬なら別だが、総合力の身についていない2歳馬が、1600mを1分33秒台で乗り切...
新コースになったここ2年はともに1分33秒台の決着。勝ち馬は翌年のクラシック馬となった。それ以前の旧コース時代も、1分34秒台の速い時計が記録された年はクラシックと強力に結びついた...
もちろん、6歳の今になって初ダートは大きな死角。ましてここは日本である。しかし、逆に言うと、あまりタフなレースに慣れていないキャリアの浅い3〜4歳馬が初ダートの実戦に挑戦するより、...
1分57秒2の快時計で決着した天皇賞・秋の上位グループは強力。ダービー馬が合わせて3頭。菊花賞馬(英セントレジャーも同格とすると)が3頭。有馬記念の勝ち馬もいる。こういう好カードで...
マイルのエース格はめったに崩れないのは、このGIが創設された四半世紀前から同じ。ニホンピロウイナーから、昨年のダイワメジャーまで、過去24回のうち「2連勝」した馬が5頭もいる。ほか...
5歳カワカミプリンセスは、06年のエリザベス女王杯で降着のあとスランプというより不運の連続。骨折まではさみ、この2年間にたった4戦しかしていない(通算10戦)。だいぶ以前の幻の女王...
アルゼンチン共和国杯は2500mのハンデ戦。東京の長丁場はまず表面にはめったに出てこない本当のスタミナ能力や、苦しくなったときにしか意味を持たない底力や勝負への執念が求められるため...
行き脚のついた伏兵がハナを切る可能性はあるが、この枠順だとダイワスカーレットが主導権を握る公算大。前走、ハナを切って自分でレースを作ったウオッカがどう出るかきわめて難しいが、行きた...
「距離延びてさらに良し」という人気馬はいないのが菊花賞。かつて、ステイヤーが隠れていた時代に3000mになって台頭するのは伏兵だった。現在ステイヤー色の濃い馬はいなくなったが、距離...
秋になって大半の馬が出走していたローズSも、7、9番人気の波乱だった中で、ほとんど崩れていないレジネッタが一応の「核」になってはいるものの、ここに出走のグループの能力差はほとんど紙...
内ラチから6m外の「Cコースの内側」に相当する部分。約5mの幅で、ゴールまでの300mを張り替えた芝の色がちょっと異なるが、広いコースにすればほんの一部。例年通り絶好の高速コンディ...
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