日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
やはりタダものでなかったディープインパクトの強さ。弥生賞から皐月賞、ダービーという蹄跡がはっきり見えたと断言できそうです。待望したスター誕生、この春が楽しくなってきました。4角を回...
バランスオブゲーム、キーンランドスワンと6歳馬が健在です。それに、7歳馬のカルストンライトオも。以前の数え方なら、7歳と8歳です。この年齢の馬なら、これまでの付き合いも長く、それぞ...
競馬の感動をどう伝えようかと、時折思い起こしています。フェブラリーSでメイショウボーラーがダート3戦3勝で優勝したそのシーンこそ、感動そのもので、そこに言葉は必要ないかもしれません...
春のクラシックに向け、きさらぎ賞を終えた時点で言えることはあまり変わっていません。コンゴウリキシオーというアイルランド産馬が、きさらぎ賞を勝って4戦3勝としたことで、次の1戦への期...
クラシック戦線は、少しずつその姿を現してきました。共同通信杯からきさらぎ賞へと進む中、今年は、ひとつのハッキリとした流れを見ることが出来ます。京都のシンザン記念の1、2着馬、ペール...
各路線別に、少しずつ面白い馬が出てきました。明日のスターを予感させるものが、その中にはあります。これからやってくる春のG1レースに、どれだけの新顔が登場するか期待はふくらみます。古...
今、春のクラシックを目標にするための大事なレースが続いています。この段階でそのステージを約束されているものは少なく、一つでも勝って確実にしたいところです。しかし、ただ勝てればいいと...
“もう一方で始まるクラシック戦線”を見ていくのも、興味のあるところです。まだ、シンザン記念を京成杯が終わったばかりとはいえ、早くもそれは始まりました。舞台は、京都。シンザン記念を勝...
新春4日間の競馬もあっという間に終わりました。目に飛び込んでくるのは、それぞれの重賞レース。振り返りも慎重になる中、この時期だからこそ注目しなければならないものがあります。今、能力...
平成17年がスタート、早くもシンザン記念です。そんなに急いでいるのでもないのに、競馬のサイクルは、めまぐるしく時を刻んでいます。ゼンノロブロイの秋三冠制覇の快挙から一転、全てが新し...
新しい年を迎え、まず思いたくなるのがこの春のクラシックのことでしょう。明け3歳馬の長期展望、これをどう立てるか。競馬を面白くするには、その自分なりの注目馬を生み出せるかどうかにかか...
有馬記念となると、1年中競馬を追い続けている者にとり、出走馬のうち何頭かの馬との関わりが必ずあるものです。どの馬が勝つかの関心はあっても、勝たせたいとの思いが先に立つのもグランプリ...
メジロファントムが大往生を遂げました。ファントム戦闘機との異名をとり、足掛け7年にもわたって現役を続け、44戦5勝、東京新聞杯と目黒記念を勝っていました。天皇賞と有馬記念に挑戦する...
粘り強く、そして諦めない、そうしたタフな姿に心打たれるとき。この時代、特にそんなものに胸打つのではないでしょうか。ハルウララのように負け続けても、その都度立ち上がるところに、競馬を...
残りのチャンピオン・シリーズが師走のターフをにぎわすことになります。ここを目標に精一杯の戦いがくり広げられますが、最大の関心は年度代表馬。当然、有馬記念の結果次第のところがあり、春...
毎年ジャパンCには、様々な陣営が馬を送り込んできます。今年は、アイルランドの天才調教師エイダン・オブライエンがパワーズコートを出走させます。クールモア牧場の専属調教師というだけで、...
今またオグリキャップを想い起こすときがやって来ました。あの平成2年の有馬記念、中山競馬場は17万8千人のファンで埋め尽くされました。早朝からの異様な雰囲気は、手綱を託された武豊騎手...
人と馬、そのバランスがどうであるかは、大レースになるほど大きな意味を持つことになります。人3馬7、これが昔から言われているバランスですが、G1になれば、それが人5馬5になり、騎手の...
終始一貫して1頭の馬を追い続ける純粋さが報われるのは、嬉しいことです。ここ3年、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ハイアーゲームと世代の中からピックアップし、そのいずれもに青葉賞...
難しいG1戦が続きます。去年の菊花賞が安藤勝己騎手、そして今年が岩田康誠騎手と、目立つのは騎手。3000mを戦うのに、あまり距離を意識しない積極性が功を奏しているように思えてなりま...
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