スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
1989年にGIを3勝して年度代表馬となったイナリワンが、今月7日、繋養先の北海道占冠村のあるぷすペンションで老衰のため死亡した。32歳だった。関係者によると、眠るような旅立ちだっ...
今週のきさらぎ賞は、2013年のセレクトセールで2億4150万円で落札されたサトノダイヤモンドと、2億5200万円のロイカバードによる、2度目の「5億円対決」が話題になっている。き...
日本時間の1月26日深夜、サッカーU-23アジア選手権の準決勝で日本がイラクを下し、リオ五輪への出場権を獲得した。それまでアジアではベスト8止まりで、「狭間の世代」などと呼ばれてい...
今週のアメリカジョッキークラブカップに、昨年のダービーで2着になったサトノラーゼンが出走する。ダービーのあと、1番人気で迎えた秋初戦のセントライト記念は7着、3番人気に支持された菊...
嫌なニュースがあった。「競馬記者装い予想情報」「被害30億円か」といった見出しで、「競馬予想詐欺」のニュースが、新聞やネット、テレビなどで報じられたのは1月14日のことだった。「高...
今年は、根岸競馬場が開設150周年、馬事文化財団が創立40周年、そして、武豊騎手がデビュー30年目を迎える節目の年だ。武騎手がデビューした1987(昭和62)年は、日本中央競馬会が...
例年ならこのあたりで「今年の競馬界十大ニュース」をやるところだが、今年は、後藤浩輝騎手の自死に順位付けをしたくないので、やらずにおきたい。あのあと、彼の笑顔や病室で話したことなどが...
北海道で急きょ始めた「会ってきたシリーズ」も、今年はこれが最後。キズナ、スマイルジャックにつづいて登場するのは、2008年中日新聞杯、09年札幌記念、11年シリウスステークスなどを...
静内のアロースタッドに繋養されているスマイルジャックに会ってきた。その日、12月10日はひと月ほど季節を逆戻りさせたような陽気だった。周辺に雪は積もっていないし、日中の最高気温が1...
介護帰省でまた札幌に来ている。せっかくクルマで1時間ちょっとのところにいるのだからと、12月4日、金曜日、社台スタリオンステーションにいるキズナに会ってきた。スタッフに曳かれてきた...
6、2、4、3、5、8、4、5、3、3。過去10年のジャパンカップに出走した外国馬の数(出走取消は含まず)である。今年は4頭。4頭とも今年本国のGIを勝っており、例年以上に「本気度...
先週のエリザベス女王杯から年末の有馬記念まで、7週連続でGIが行われる。それに合わせて、私たちは、中6日のローテーションで「予想」「勝負」「反省」を繰り返すのだから、疲れるわけだ。...
「爆買い」か「五郎丸ポーズ」か、それとも「マイナンバー」あたりか。新語・流行語大賞がどれに決まるのか、気になる季節になった。競馬界では、数カ月や1年足らずのうちにある言葉が急に使わ...
11月2日、月曜日の深夜、札幌で入院中の母の容体が急変したと主治医から連絡があったので、3日の朝一番の便で飛んできた。夜中の12時ごろ、主治医が看護士から連絡を受けて駆けつけ、私に...
10月14日から26日まで、青森県八戸市のデーリー東北ホールで「久保田政子展永遠に翔る馬たち」が開催された。「馬の画家」として知られる久保田さんが描いた顕彰馬のうち、トウショウボー...
アイネスフウジン、ミホノブルボン、サニーブライアン、メジロパーマー、サイレンススズカ、ツインターボ、ニッポーテイオー、レジェンドテイオー、タップダンスシチー、トウケイヘイロー。思い...
先週、新設重賞の「第1回サウジアラビアロイヤルカップ」が東京芝1600mで行われた。昨年、これも新設重賞として実施された「第1回いちょうステークス」を改称したものだ。昨年は、重賞に...
先週土曜日のシリウスステークスでアウォーディーに騎乗した武豊騎手が、前人未到のJRA重賞300勝を達成した。昔から「馬7人3」と言われているように、「競馬」というのは読んで字のごと...
グリーンチャンネル「草野仁のGateJ.プラス」の公開収録終了後、打合せをひとつ済ませてから新橋のいつもの居酒屋を覗くと、ディレクターのレイがカウンターに突っ伏していた。寝る間も惜...
キズナが、現役を引退した。今月18日に鳥取の大山ヒルズから栗東に帰厩したばかりだったが、右前脚に繋部浅屈腱炎を発症。その2日後、引退が発表された。2年前の2013年には武豊騎手との...
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