スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
「世界最高峰」と言われる凱旋門賞の舞台はロンシャン競馬場の芝2400m。そして、10月6日に行われる第92回凱旋門賞で頂点を目指す2頭の日本馬――オルフェーヴルとキズナは、シャンテ...
来週火曜日、10月1日に羽田からパリに飛び、凱旋門賞取材に行く。1日といっても0時40分発なので、感覚的には9月30日の夜中である。現地時間の1日朝6時20分に到着し、レンタカーで...
贔屓のスマイルジャックが9月19日付でJRAの競走馬登録を抹消、地方の川崎競馬に移籍した。スマイル自身もその日のうちに、美浦・小桧山悟厩舎から、川崎・山崎尋美厩舎に移動している。父...
来春、JRA初の「映像提供を行わない非滞留型発売店舗」として、「阿見場外勝馬投票券発売所」(愛称:ライトウインズ阿見)がオープンする。「映像提供を行わない」ということは、モニターが...
先日、月刊誌「優駿」の企画で武豊騎手にインタビューした。場所は都内のシティホテルの貴賓館。昭和モダンどころか大正の香りさえ感じさせる30畳ほどの部屋で、取材者サイドとしては、私のほ...
<馬産地日高TPP恐々>これは、私が札幌の実家にいた8月25日、日曜日付の「北海道新聞」の1面トップの見出しである。さらに、<産駒売れず「廃業も」零細多く>という小見出しがつづき、...
また札幌の生家に来ている。父の介護認定調査に立ち会ったり、母の特定疾患医療受給者証の更新手続きをするのが主な目的で、合間に母の入院先に見舞いに行ったり、父を外食に連れて行ったりし、...
グリーンチャンネルで8月22日(木)午後11時にオンエア(再放送も数回ある)される「寺山修司没後30年記念番組競馬場で会おう」の制作が追い込みに入っている。私が番組ナビゲーターとし...
先日、文芸評論家として知られる北上次郎氏(競馬エッセイストとしての筆名は「藤代三郎」)の『活字競馬馬に関する本究極のブックガイド』(白夜書房)を読んだ。芥川賞作家の保坂和志氏のデビ...
今回は、7月25日(木)から29日(月)までの相馬野馬追取材(野馬追は27〜29日)で出会った元競走馬のフォトリポートをお届けしたい。レッツゴーキリシマ■レッツゴーキリシマ前回紹介...
木曜の朝、美浦トレセンでグリーンチャンネルの寺山修司没後30年特番の撮影をしたあと、福島に向かった。相馬野馬追取材のためである。常磐自動車道を北上していると、携帯電話にメールが届い...
先週の函館記念を逃げ切った武豊騎手のトウケイヘイローは、ゲートを出て数完歩で勝負を決めてしまった感がある。競馬においては、コースや距離や馬場状態や馬の脚質がどうあれ、スタートがきわ...
今、私の手元に古い写真の拡大コピーがある。昭和4(1929)年の5月1日に撮影されたもので、前列中央に初代ダービージョッキーの函館孫作、その向かって左隣に最年少ダービージョッキー・...
日曜日に行われる七夕賞の出馬表を眺めていると、ある馬のところで目がとまった。モンテエンである。なぜこの馬が気になったのか、しばらく自分でもわからなかった。――うーん、モンテエンねえ...
「ラジオNIKKEI賞」と聞いて、あなたは何を、どんな馬を、そしてどんな言葉を思い浮かべるだろうか。「福島競馬場」「ファイナルフォーム」「元のラジオたんぱ賞」などいろいろあると思う...
オルフェーヴルの回避は残念だが、ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、フェノーメノの「4歳三強」の激突が最大の見どころとなる第54回宝塚記念のスタートが近づいてきた。6月21日付の「...
来週の宝塚記念に向けて仕上げられていたオルフェーヴルが、今週木曜日(13日)に運動誘発性肺出血を発症し、同レースを回避することになった。即座に列島を駆けめぐった、この「オルフェショ...
日本ダービーが行われた5月26日、最終12レースの目黒記念が終わったあとのことだった。武豊騎手に「おめでとう」を言うため、検量室前で待っていると、目黒記念に管理馬のスマートロビン(...
武豊騎手が手綱をとったキズナが、節目の第80回日本ダービーを制した。私はスタンド6階で観戦し、入線後すぐ階下の検量室に向かったので外の様子がわからず、「ユタカコール」が発生していた...
いわゆる「馬券裁判」の判決が、私たち競馬ファンにとって最良ではなかったにせよ、――もうアホらしくって馬券なんて買ってらんねえよ。というものにはならず、ホッとした。おかげで、余計なこ...
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