スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
今、イスタンブールのホテルでこの原稿を書いている。3日間に及んだアジア競馬会議が終わり、ボスポラス海峡に面したチェラーン宮殿で行われた閉会セレモニー&ディナーを、本稿の〆切があるか...
この稿がアップされる翌日、7月15日の日曜日、アジア競馬会議(ARC=ASIANRACINGCONFERENCE)に出席するためトルコのイスタンブールに旅立つ。午前中に出国するので...
先週から今週にかけて、栃木県高根沢町の御料牧場、府中の奥平真治元調教師のお宅、千葉県成田市の三里塚記念公園、その近くの出羽牧場を、7月12日オンエアのグリーンチャンネル特番のロケで...
栗毛の馬体がカクテル光線を受けて艶を増し、赤いメンコの下から特徴的な流星が覗いている――。6月27日、大井競馬場。第35回帝王賞のパドックに、兵庫・橋本忠男厩舎のオオエライジンが姿...
先週の金曜日、前回の本稿を編集者に送ったあとGateJ.新橋に行ってきた。4月放送ぶんにゲスト出演させてもらったグリーンチャンネルの番組「草野仁のスタジオGateJ.」の公開収録が...
このところ、私がナビゲーターをつとめるグリーンチャンネルの「近代競馬150周年記念特番」のロケであちこちに出かけ、いろいろな人に会っている。まず、根岸の「馬の博物館」で学芸員の日高...
1分31秒3のレコード決着となった安田記念で、贔屓のスマイルジャックは勝ち馬からコンマ7秒差の8着だった。ラスト100メートルほどのところで前が詰まり、10完歩以上追えない場面があ...
ダービーが終わったことによって、気持ちに区切りがつくホースマンやファンは多い。特に今年は「ダービー馬はダービー馬から」じゃなく、なんだっけ……と「ダービー」と「新馬戦」でキーワード...
今回の福島県相馬市および南相馬市を訪ねての「被災馬ドキュメント」は、3週前のPart1のリードにあったように、来月からスタートする私の競馬小説のプロローグ的な意味合いを兼ねたもので...
「被災地」「被災者」などにつづき、「被災馬」という言葉が使われるようになったのは、震災からそう経っていないときのことだった。犬や猫などの愛玩動物や、家畜のなかでも牛や豚などが被災し...
2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生した。相馬中村神社がある福島県相馬市は震度6弱の激しい揺れに襲われ、社務をするため筆を手にしていた禰宜の田代麻紗美さんは、揺れ...
6月から島田明宏さんによる競馬小説コンテンツがスタートします。東日本大震災で被災した競走馬の生産牧場。そこで奇跡的に生き延びた一頭のサラブレッドが、様々な人々との絆の中でたくましく...
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で開催が中止されていた福島競馬場に、今年4月7日、1年5か月ぶりにファンファーレが鳴り響いた。その4月7日に開幕した開催は「福島...
去年は震災の影響で東京開催にスライドされたため、三冠競走の皮切りとなる皐月賞が中山競馬場で行われたのは2年ぶりのことだった。現場に行ってつくづく思った。やはり中山でやってこそ皐月賞...
ドバイから帰国した翌日、「週刊競馬ブック」の連載エッセイを送り、クルマの定期点検のため品川駅近くのディーラーを訪ね、金、土は「優駿」の取材で、1年5か月ぶりに競馬が開催された福島競...
先月末から今月頭にかけて6泊9日に及んだドバイ取材を思い返してみて、パッと思い浮かぶのは――。スタンド前からの発走となったドバイワールドカップで、ハナを切ると思われたスマートファル...
日本時間の3月26日、月曜日の夜10時成田発の飛行機に乗り、こちらの時間の27日、火曜日の早朝ドバイに入った。空港からそのままメイダン競馬場に行き、スマートファルコンの追い切りやト...
去年まではドバイワールドカップと高松宮記念が重なっていたため(ドバイミーティングは土曜日だが)、ドバイ取材を慣例としている私は高松宮記念観戦を諦めざるを得なかった。ところが今年はド...
「愛するということは、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」これは、小説『星の王子さま』の作者として知られるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉...
先週、ジョワドヴィーヴルがチューリップ賞でよもやの3着に敗れた。ウオッカやダイワスカーレット、そしてジョワドの姉のブエナビスタなど、男まさりの強さを見せる牝馬がいて当たり前という状...
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