スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
今、品川から京都へと向かうのぞみの車中である。ネット予約でのみ買える、ビジネスユースのS-Work車両というものを初めて利用した。ここは7号車で、ほかの車両より混み具合はいくらかマ...
日本で一番発行部数の多い雑誌(定期刊行物)は何か、ご存知だろうか。日本自動車連盟(JAF)が会員に送付している「JAFMate(ジャフメイト)」である。発行元のJAFメディアワーク...
今に始まったことではないが、馬券の調子が悪い。高松宮記念、大阪杯、そして桜花賞と、3週つづけて波乱の結末となったことも響いている。高松宮記念はレシステンシア(1番人気6着)、大阪杯...
先週、月刊誌「優駿」の取材で、2年ぶりに阪神競馬場に行ってきた。やはり、競馬場のスタンドで見るレースはいいものだ。入場制限があって場内が静かだったからだと思うのだが、引込線の先にあ...
都内の仕事場から見える川沿いの桜並木が満開になった。川の両岸にビルがあって日陰になる時間が長い。光を求めるためか、わずかな陽を撥ねる川面に向かって枝先を下げ、しだれ桜のようになって...
ロシアがウクライナに侵攻を開始してから、本稿がアップされる3月24日で4週間になる。罪もない民間人が命を落とすニュースは見ていてつらい。一刻も早い停戦、終戦を望むばかりだ。私たち日...
以前、この稿に記した佐野洋(1928-2013)の競馬ミステリー『直線大外強襲』の角川文庫版(初版1974年)の解説に、「馬家」を自称する作家の石川喬司氏がこう書いている。「競馬を...
ボートレース(競艇)の2021年度の売上げが、先週土曜日、3月5日までに2兆2168億3216万1100円となり、過去最高を更新したという。これまでの年度売上げ最高額は1991年度...
遅ればせながら、2021年度JRA賞馬事文化賞受賞作『馬のこころ脳科学者が解説するコミュニケーションガイド』(ジャネット・L・ジョーンズ著、尼丁千津子訳、持田裕之監修、パンローリン...
今月末、7人の調教師が定年を迎え、引退する。日本の競馬界にとって、大きな存在だった人ばかりだ。藤沢和雄調教師に関しては、師が育てた名馬との関係を軸としたノンフィクションを、当サイト...
先日、競馬場で1年ぶりくらいに会ったカメラマンを後ろから見ると、ハゲが進行していた。彼は私と同年配だ。同じ弱みを持つ者として、以前より親近感が増した。望むと望まざるとにかかわらず、...
先日、仕事場に近いクリニックで花粉症の飲み薬と目薬を処方してもらった。これから皐月賞くらいまでは、杉花粉のきつい時期がつづく。鼻腔にワセリンを塗る前はもっとひどく、安田記念くらいま...
先日、地方競馬の名古屋に、ヒカルアヤノヒメという18歳の現役競走馬がいることを知った。父メイショウオウドウ、浦河・富菜牧場生産、三原公子氏所有、井上哲厩舎所属の牝馬である。直近のレ...
先週、JRAの騎手から新型コロナウイルスの陽性者が出たと発表があった。中央では、昨年9月に2人の騎手の陽性が確認されて以来のことだ。プライバシー保護の観点から陽性者の氏名や人数など...
東京駅から乗り込んだ東北新幹線の車中でこの稿を書いている。今夜は新白河駅近くのホテルに泊まり、明朝、ノーザンファーム天栄で取材をする。さて、10年以上前のことになるが、私を夕食で接...
悲しいニュースが舞い込んできた。昨年のイギリスオークスをレース史上最大の16馬身差で制するなど、ヨーロッパでG1・3勝を挙げたノーザンファーム生産のディープインパクト産駒スノーフォ...
去年の締めとなった本稿で、私の印象による2021年の競馬十大ニュースを紹介した。その後、中山大障害、有馬記念、ホープフルステークス、東京大賞典といったビッグレースがあった。さらに、...
今年の競馬に関する十大ニュースを自分なりに紹介するとしたら、どうなるだろう。有馬記念の結果次第でニュース自体が変わってくるので、今決めるのは難しいのだが、10位から挙げていくと、こ...
先週の香港国際競走には12頭の日本馬が参戦し、うち2頭が勝利をおさめた。それら12頭の父は、ディープインパクト、ハーツクライ、ダイワメジャー、ステイゴールド、モーリス、ロードカナロ...
父の一周忌で札幌に行ってきた。パソコンを持たずに遠出したのは久しぶりだった。いつもは機内や空港のラウンジで仕事をしているのだが、今回は差し迫った〆切がなかったので、蓮見恭子さんの新...
101〜120/652件