重賞ウイナーからファンに愛されたあの馬まで、競馬から退いた後の知られざるエピソードをご紹介。
佐々木祥恵
◆史上初!芦毛&茨城県産のダービー馬1989年に行われた第56回日本ダービーは、初物づくしであった。昭和から年号が変わって、平成元年の開催。そして力強く先頭でゴール板を駆け抜けたウ...
【お知らせ】ミヤギロドリゴは、本コラムを公開した翌日の5/21(水)朝、疝痛のため急死しました。詳細は、5/26(月)にニュースで配信いたしました。→こちらから◆名伯楽・保田隆芳師...
◆「僕におやつをいっぱいちょ〜だい」1992年3月6日にアイルランドで生を受け、日本で競走馬として走り、今は穏やかな日々を過ごす1頭の名馬がいる。4歳(旧馬齢表記)時にラジオたんぱ...
◆馬が好きなオーナーの元へヤマニンアクロのいた香川県から車を走らせ、徳島県を通過し、大鳴門橋を渡って淡路島に向かった。海を渡っている感覚がほとんどないまま、淡路島へと上陸する。目的...
◆GI馬ダイタクヤマトとも共に過ごしテイエムオペラオー、アドマイヤベガ、ナリタトップロードの3強が活躍した1999年のクラシック戦線。その年の共同通信杯(GIII)で、10番人気な...
◆ツンデレブロッケンこれぞ“ザ・サラブレッド”という黒光した美しい馬体を持つサクセスブロッケン(セン9)。東京競馬場の誘導馬となってからもその美しさは衰えを知らず、ブロッケンの姿を...
◆東京競馬場で暮らし始めたネコパンチ昨年11月20日にターフに別れを告げ、12月12日に誘導馬を目指して新天地・東京競馬場に移動をしたネコパンチ(セン8)。同競馬場の看板誘導馬サク...
◆約6年の誘導馬生活ピンクのバンテージと白いシャドーロールが、漆黒の馬体に映えていたユキノサンロイヤル。2000年1月にデビューして、2007年7月のラストランまでの約7年半の間、...
2004年3月25日にアメリカで生まれた1頭のサラブレッドが、日本にやって来た。父Rahy、母ローザロバータという血統のその馬には、フライングアップル〜空飛ぶリンゴ〜という、印象的...
◆ターフを沸かせた個性派、余生は鹿児島でナイスネイチャのように主役にはなれなくても、応援したくなる馬、人々の心に残る馬がいる。1月31日、一頭の名脇役が天国に旅立った。その馬の名は...
◆中山グランドジャンプを制した名ジャンパー2月1日、土曜日。朝は冷え込んでいたが、八王子乗馬倶楽部に到着したお昼頃には、ポカポカ陽気になっていた。一歩倶楽部内に足を踏み入れると、た...
◆最後の力を振り絞って愛情を注いだ2001年のローズS(GII)、2002年の阪神牝馬S(GII)など重賞4勝を挙げ、2002年度の最優秀4歳以上牝馬に選出されたダイヤモンドビコー...
美浦トレーニングセンターからほど近い場所に、乗馬クラブ「ホースライディングスクウェアエボルブルス」がある。田畑に囲まれ、のどかな雰囲気が漂っているその場所に、1997年のシリウスS...
2009年の中山グランドジャンプ(J.GI)他、京都ジャンプS(J.GIII)、東京ハイジャンプ、京都ハイジャンプ(いずれもJ.GII)に優勝した名ジャンパー・スプリングゲント(牡...
午年の2014年が明けた。馬好き、競馬好きにとっては、余計に福を願いたくなるのも午年なのではないだろうか。山梨県北杜市の清里高原にある小須田牧場では、午年の年明けにふさわしい馬名を...
◆類稀なる障害センスを発揮「こんなに長い付き合いになると、初めは思わなかった…」と北尾俊幸調教助手は、取材中、何度かつぶやいた。メルシーエイタイム、牡11歳。年が明ければ12歳とな...
2012年日経賞優勝時※この記事は2013年12月13日にニュースで掲載いたしました有馬記念のファン投票で8296票を集めて29位と、引退後もなお多くのファンに愛されていることを証...
1995年高松宮杯優勝時※この記事は2013年12月10日にニュースで掲載いたしました1995年の高松宮杯(GII)をはじめ重賞4勝を挙げ、名脇役として人気のあったマチカネタンホイ...
2005年府中牝馬S優勝時※この記事は2013年8月27日にニュースで掲載いたしました2005年の新潟記念(GIII・芝2000m)、府中牝馬S(GIII・芝1800m)に優勝した...
2011年サンタアニタトロフィ(大井)出走時※この記事は2013年07月10日にニュースで掲載いたしました2011年に交流重賞の浦和記念(JpnII)に優勝したボランタス(9歳)が...
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