岩手の怪物トウケイニセイの生産者・田中哲実が生産地の「今」をレポート!
田中哲実
去る4月24日、中山競馬場にて開催された「JRAブリーズアップセール」は、空前の好成績で幕を閉じた。この日、上場された69頭中、実に68頭が落札され、売り上げ総額は10億2222万...
4月15日、帯広競馬場にて今年度のばんえい競馬が開幕した。先月27日に昨年度の開催を終了し、わずか中2週間のインターバルで新年度を迎えたことになる。その昔、ばんえい競馬は正月明けの...
4月10日(月)、浦河にあるJRA日高育成牧場にて「平成18年度JRA育成馬展示会」が行われた。JRA育成馬とは、昨年日高や千葉、青森などの1歳馬市場にてJRAに購買されたサラブレ...
桜の話題がテレビを賑わせているのを見ると、北国の春は未だ遠しとの思いを強くする。北海道はまだ1ヶ月も先のことである。函館の五稜郭公園あたりから咲き始め、日高の桜開花はその直後だから...
2週間ほど前のことだが、ふと思い立って門別(現・日高町門別)まで足を運んだ。かねてより聞かされていたダーレー・ジャパンの牧場群を見て歩くためである。見て歩くとは言っても、中まで入れ...
先日、日本競走馬協会より「セレクトセール」上場申し込みについての文書が届いた。今年は来る7月10日から12日までの3日間、苫小牧市のノーザンホースパークにて開催される予定だ。ただし...
このほど届いた「JBBA・NEWS」3月号に、「2004年生産費」に関するデータが掲載されている。JRAの外郭団体である「中央畜産会」がずっと調査を続けているもので、対象としている...
かつて1月から2月というのは、生産牧場にとっては「農閑期」であり、休息の期間でもあった。それが最近は、必ずしもそうではなくなりつつある。出産がどんどん早くなっていることと、出産した...
昨秋以来、当コラムにて何度も取り上げた、サラブレッドの架空取引を持ちかけては契約不履行を重ねてきた“自称”馬主のK(秋田県在住)がついに先ごろ、逮捕された。去る2月22日のこと。K...
ちょうど一年前の今頃は、各地の地方競馬が存廃問題に揺れていた。一昨年末に高崎が廃止され、同じ頃岩手では県議会が融資問題で紛糾した。年が明け今度は笠松が存廃を巡って結論をなかなか出せ...
去る2月8日、門別町富浜に新たに開設された「ダーレージャパンコンプレックス」にて、今年度のトップを切る種牡馬展示会が開催された。晴天微風。この時期としては天候にも恵まれて午前11時...
先週、帯広競馬場に行ってきた。日高から帯広までは国道236号の通称「天馬街道」を走るのが一般的なルートである。日高山脈を貫く野塚トンネルを抜けると、もうそこは十勝地方だ。所要時間は...
ついこの間、年が明けたとばかり思っていたら、暦の上ではもう今日より2月だという。早いものだ、と思うが、これは年齢のせいなのだろうか。振り返ってみると、10歳から20歳の10年間はも...
日高のカリスマ・ホースマン岡田繁幸氏が率いる「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が今年、平成18年で創立20周年を迎えるとのことで、先週1月20日(金)、静内にて「20周年記念パーテ...
1月8日から10日にかけて、我が浦河町のシンザンフェスティバル実行委員会の一員として京都競馬場へ出張してきた。夏に開催されるシンザンフェスティバルで選出されたミスシンザンの2人が、...
新春1月2日、今年で96年目を迎える恒例の伝統行事「浦河神社騎馬参拝」が行われた。穏やかに晴れた元旦とはうってかわり、この日の浦河は深夜から降り続いた雪が午前9時頃には一度止んだも...
いよいよ今年も残すところあと数日となった。改めて今年1年の拙稿を読み返してみたが、何とも“暗い話題”が多かったことに愕然としてしまう。年明け早々から「笠松競馬の存廃問題」で始まり、...
去る12月12日に締め切った広島県馬主会への「1頭30万円のサラブレッド購買」に、最終的に122頭もの申し込みがあったという。日高管内のみならず、胆振軽種馬農協と十勝軽種馬農協の各...
いよいよ今年も残すところあと半月あまりになった。例年ならば、そろそろ「今年一年を振り返って」などというテーマで、生産地での印象的な出来事やエピソードを紹介するところだが、こと日高に...
先週行われた阪神ジュベナイルF(GI)は、伏兵テイエムプリキュア(父パラダイスクリーク)が、4角を回ってから馬群を抜け出し、1.1/2馬身差でシークレットコード以下を抑えて見事に優...
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