ひと息の成績が続く
ベルカントが直線競馬で再起を誓う。
CBC賞を取り消したが、「休ませたのは1日だけだから影響はなさそう」と角田師は不安を払拭。それを証明するかのように、栗東坂路の1週前追い切りでは4F50秒8-11秒9(一杯)と超抜の時計をマーク。ピッチ走法から最後も矢のような伸びを見せ、好調をアピールした。「使っていない分、フレッシュな状態で出走できる。精神的にピリピリとした面があるから、直線競馬がいい方に出てくれれば」。伸び伸びと走れる舞台で新たな素質が開花する。
リトルゲルダは昨年のサ
マースプリントシリーズを優勝。得意の季節を迎えたが、今年はいまいち調子が上がらない。1週前追い切りは栗東坂路で4F52秒5-13秒2(仕掛け)。時計は及第点だったが、「しまいの伸びが物足りなかったかな。このひと追いと来週の調教で良くなればいいけど…」と寺井助手の表情はさえない。「条件は悪くないけど、休み明けを感じさせる息遣い。ひと叩きしてからかも」。直線競馬は2勝、当レースも(3)(4)着と相性は抜群。得意の舞台できっかけをつかみたい。
提供:デイリースポーツ