進化を続ける
スマートオリオンが重賞連勝に挑む。前走の
中京記念は芝では初となるマイル戦を克服。これまで1200m戦を中心に活躍してきたが、気性面が成長したことで折り合いに進境が見られ、距離の幅が広がった。高橋助手は「いい意味でのズブさが出てきた。いいタイミングで距離を切り替えられたし、ここも折り合いがつけばやれると思う」と期待を込めた。
昨年の3着馬
サトノギャラントが相性のいい舞台で重賞初Vを狙う。津曲助手は「十分に調教をこなしてきたし、9日の(美浦)坂路ではいい動きをしていた」とひと息入ったが、力の出せる状態にあることを強調。同舞台で行われた2走前の
谷川岳Sは上がり3F31秒9を記録してVをつかんだ。「今回はいい条件だし、重賞を勝てる能力のある馬だと思っている」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ