今春の
アーリントンCを制した
ヤングマンパワーが、古馬に
アタックする。平塚助手は「まだこれからの馬だし、この段階でどこまでやれるかですね」と腕試しの一戦と位置づける。
前走後は、放牧を挟んで7月22日に函館入り。涼しい気候も奏功してか、調整は想定通りに進んでいる。7月29日、6日と2週続けて主戦の松岡が騎乗し、Wで併せ馬を敢行。「順調だし、ジョッキーも“いい感触”と言っていました。心肺機能が優れていますね。仮に雨が降っても関係ないです。パワーがありますから」と言い切る。デビューから全5戦で芝1600m戦を使われており「マイルは合っている。右回り、左回りは関係ないですよ。少し体は重いですが、輸送もあるし、ちょうど良くなると思います」と仕上がりに不安はない。古馬の壁を打ち破り、飛躍の秋へとつなげる。
13番人気だった
中京記念で2着に入り波乱を演出した
アルマディヴァン。火曜朝は坂路を2本駆け上がって追い切りに備えた。「日曜日にもやれたので、感じは悪くなく順調です」と高橋文師。追い込み一手のタイプで「新潟は競馬をしやすいのでは」と直線の長い外回りコースも歓迎のようだ。「前走から上積みはあると思うのであとは斤量かな」と斤量2キロ増が気になる口ぶりだった。
提供:デイリースポーツ