8月23日(日)の新潟10R　信濃川特別(3歳以上1000万下・芝2000m)に、オグリキャップの孫、ストリートキャップが登場する。注目のストリートキャップ他、新潟競馬の特別レース、新馬など、今週末出走予定の注目馬をピックアップした。


■8月23日(日)

・新潟9R　出雲崎特別　3歳以上500万下　芝2400m

　500万下に降級したストーミング(牡4・美浦・新開幸一)について、新開調教師。
「春に軽い骨折をして休養していました。新潟の2400mはスタートして1コーナーまでの直線が長いので、競馬もしやすいですし、軽い芝も合っていますね。休み明けでも走りますし、久々でも大丈夫です。以前はウッドチップコースでは動けませんでしたが、今は動くようになりましたし、力をつけています」

・新潟10R　信濃川特別　3歳以上1000万下　芝2000m

　ストリートキャップ(牡3・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師。
「前走のラジオNIIKKEI賞(GIII・11着)は、スタートで後手を踏んで流れに乗れませんでした。放牧から戻ってきてから十分に乗り込んできて、力は出せる状態になっています。差す競馬も板についてきましたし、ここも流れひとつですね」

　モンドインテロ(牡3・美浦・手塚貴久)について、手塚調教師。
「中間は放牧に出しました。少し体は減っていますが、動きも良く仕上がりは悪くないですね。直線で外に出すことができれば必ず伸びてくる馬ですし、ここはキッチリ勝ちたいですね」

　ナンヨーケンゴー(セン5・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師。
「前走(阿賀野川特別・7着)は脚は使っているのですが、内回りの分、追い込み切れませんでした。折り合いに進境が見られますし、新潟の外回りでうまく展開が嵌ってくれれば良いですね。」

・新潟11R NST賞(3歳以上OP・ダ1200m

　アースゼウス(牡5・美浦・和田正道)について、和田調教師。
「前走の越後S(1600万下・2着)は惜しかったですが、スピードの生きる新潟はやはりこの馬には合いますね。レース後も元気で体調も良いので、中1週でも大丈夫です。ハンデの53キロ自体は良いのですが、今回格上挑戦のわりに他馬との斤量差がない点がどうかなと思います」

■新馬戦

8月22日(土)
新潟5R　2歳新馬　芝2000m

　ミュゼウェルズ(牡2・美浦・大江原哲　父ディープインパクト　母ノーブルストーン　母父Hussonet)について、大江原調教師。
「精神的に幼いですし、少し気負うところがあるので、今週(8/19)はなだめるような調教内容でした。ディープインパクト産駒ですし、新潟の軽い芝も合うでしょう」

8月23日(日)
新潟5R 2歳新馬　牝馬限定　芝1600m

　プロイエット(牝2・美浦・手塚貴久　父キンングカメハメハ　母レッドストラーノ　母父アグネスタキオン)について、手塚調教師。
「追い切りの時計は地味ですけど、動きは良いですし、走りそうな雰囲気があります。気性は素直ですし、初戦からやれそうです」
(取材・写真：佐々木祥恵)