04年
東京ハイジャンプ(JGII)、東京オータムジャンプ(JGIII)を制した
メジロロンザン(牡9、美浦・大久保洋吉厩舎)が13日付けで
JRA競走馬登録を抹消された。今後については未定。
メジロロンザンは、
父メジロライアン、
母メジロリスク(
その父リーガルステップ)という血統。半兄に99年
新潟ジャンプS(JGIII)2着の
メジロブロス、近親には02年
川崎記念(交流GI)を制した
リージェントブラフがいる。99年1月のデビュー戦を快勝。6戦目で2勝目を挙げると、
京都新聞杯(GII)では
アドマイヤベガ、
ナリタトップロードに次ぐ3着に好走。続く
菊花賞(GI)でも5着に入り、長丁場に強いところを見せた。その後も長距離戦を中心に使われ、00年
アルゼンチン共和国杯(GII)で僅差2着があるものの、重賞勝ちはならなかった。03年4月から障害に転向し、04年に6戦目で初勝利を挙げると、2連勝で
東京ハイジャンプ(JGII)を制し重賞初制覇を達成。
新潟ジャンプS(JGIII)では最下位に敗れるも、続く東京オータムジャンプ(JGIII)に優勝した。その後は精彩を欠いており、今週の東京オータムジャンプに登録し調整していたが、調教後に脚部不安を発症していた。通算成績は52戦7勝(うち障害13戦3勝、重賞2勝)。