23日、
盛岡競馬場で行われたウイナーC(3歳OP、芝1600m、1着賞金300万円)は、
菅原勲騎手騎乗の2番人気
キッズブルーム(牝3、川崎・
内田勝義厩舎)が好スタートから先頭に立つと、2番手を追走した1番人気
コスモジェントルの追撃を1.1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分40秒1(重)。さらに3馬身差の3着には7番人気
レイザーバックが入った。
勝った
キッズブルームは
父ピルサドスキー、母は94年
府中牝馬S、
中山牝馬S(共にGIII)を制した
ホッカイセレス(
その父モガミ)という血統。04年7月に
川崎競馬場でデビュー。3戦目で初勝利を挙げるも、その後は思うような結果が出ず苦戦したが、初の芝レースとなった05年7月のオ
パールC(盛岡・芝1700m)で2着と好走し、芝の適性を示す。前走ツインメイト特別(浦和・ダート1400m)9着を挟んでここに臨んでいた。通算成績12戦3勝(重賞1勝)。
現3歳世代が4年目の産駒となる
ピルサドスキーは、これが地方・中央通じて重賞初制覇となった。また、同馬は03年に愛国に輸出されている。