運動場で
武豊騎手に乗り替わり、
秋華賞(10月18日・京都芝2000m)の最終追い切りを行った
トーセンビクトリー(栗東・角居勝彦厩舎)。同じ角居厩舎の馬がたくさんいたので、どれかと併せ馬だと思っていたら、1頭での追い切りだったので、これには少し驚いた。ちなみにデビューから8戦はすべて最終追い切りを併せ馬で行っている。
1頭でも行きっぷりはよく、向正面では鞍上が速くなりすぎるのを抑えるような仕草を見せたくらい。そこできっちりとゆっくり走り、ラップが速くなったのは5F標識を過ぎてから。最後までそのスピードが衰えることはなく、全体時計は6F84.2〜5F67.3〜4F52.7〜3F38.7〜1F12.0秒と思った以上に速かった。5F以下の数字自体は前走時と変わりなく、順調に仕上がったという認識でよいだろう。
(取材・写真:井内利彰)