(1)ココロノアイ=金曜に京都へ入厩済み。前日調整は約1時間の引き運動を行ったあと、装鞍所などをスクーリングした。前田助手は「先週から戦闘モードに入りましたね。レースはジョッキーにお任せです」と、横山典の手綱に全権を委任。骨折明けで5か月ぶりでも好ムードだ。
　
　(2)クインズミラーグロ=夏場に地力を強化し、2連勝を決めた勢いを武器に一発を狙う。紫苑Sの覇者は金曜に京都へ入厩。「輸送はスムーズでしたね」と平井厩務員は笑顔で話す。厩舎周りの引き運動で態勢を整え「カイバもしっかり食べています」と、順調な仕上がりをアピールした。
　
　(3)ディープジュエリー=栗東の角馬場で調整。「落ち着きもあって、いい感じ」と中村助手。前走は渋滞により輸送に12時間要したことも影響した。「診療所の人が出迎えてくれたのは初めて。カイバも全く食べなかった。今回は当日輸送。本来の末脚を見せてくれますよ」と力を込めた。
　
　(4)ディアマイダーリン=土曜午後に京都競馬場へ入厩。重富助手は「輸送はスムーズだった」と笑顔で話す。中間は爪をぶつけるアクシデントがあり、当初予定していたローズSを自重したが「久々でも闘争心はある」と言い切った。
　
　(5)シングウィズジョイ=栗東坂路を16-16で1本駆け上がった姿に、友道師は「追い切った後も問題はないですね」とうなずく。「前走の16キロ増は成長分。今回も同じくらいだと思う。欲しかった内枠が当たったし、頑張ってほしい」と期待を込めた。
　
　(6)マキシマムドパリ=栗東坂路を小気味良く登坂して4F70秒4を計時した。「順調にきています。食べた分が実になってきて、食べる絶対量も増えています。夏にリフレッシュした効果は大きかったですね」と吉田助手は期待を込めた。

提供：デイリースポーツ