コパノリチャード、
ローブティサージュとGI馬も出走する今年の
スワンSだが、それらの成績を見ると近走が不振。ここは
フィエロが人気の中心となりそうだ。ただ、同馬も勝ち切れない面があり、他の有力馬も能力に大差はない。混戦必至のレースを制してGIに駒を進めるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/31(土)
スワンS(3歳上・GII・京都芝1400m)
フィエロ(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)はいつも人気に支持されながら勝ち切れないところはあるが、ここでも当然力上位。メンバー的にもここはキッチリと勝ち切って、
マイルCSヘ駒を進めたいところだ。
ダイワマッジョーレ(牡6、栗東・
矢作芳人厩舎)は春の
阪急杯で重賞2勝目を挙げたが、その後は成績が振るわなかった。しかし、右回り1400mのここは条件がピッタリで、今の時計が出る割にパワーが必要な馬場質もこの馬には噛み合いそう。巻き返しが期待される。
コパノリチャード(牡5、栗東・
宮徹厩舎)はここのところ結果が出ていないが、今回の条件なら巻き返せても良い。一昨年に勝った舞台でGI馬の復活なるか。
アルビアーノ(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)は前走の
京成杯オータムHで7着と敗れたが、タイム差自体はコンマ1秒。休み明けで古馬との対戦だったことを考えると上々の内容だ。距離短縮はプラス材料で、ここは上位争いが期待されるところ。
その他、昨年や春の内容から巻き返しが期待される
サンライズメジャー(牡6、栗東・
浜田多実雄厩舎)、末脚確かな
ティーハーフ(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)、条件合いそうな
ローブティサージュ(牝5、栗東・
須貝尚介厩舎)、1400mベストの
ベルルミエール(牝4、栗東・
高橋亮厩舎)、このメンバーでどれだけやれるか楽しみな
オメガヴェンデッタ(セ4、栗東・安田隆行厩舎)、1600万条件を勝ってきた
サトノルパン(牡4、栗東・
村山明厩舎)といったところも侮れず、馬券検討が楽しみな一戦となりそうだ。発走は15時35分。