(7)
ラストインパクト=一昨年の
青葉賞(3着)以来の東京遠征でも、すんなり馬房に入って落ち着いた様子を誇示。野元助手は「じっくり乗り込んで(8キロ増だった)前走時より馬体は絞れていると思う。秋はここが目標。競走馬として完成されてきていると思う」と野心をのぞかせた。
(8)
ラブリーデイ=東京到着後、イレ込む様子を全く見せることなく馬房に収まった。山元助手は「順調に来たし、上積みも十分あるでしょう」と愛馬を頼もしげに見つける。左回りは昨年12月の
金鯱賞4着以来となるが、「力をつけてから使っていないだけで関係ないと思う。乗り代わりも問題ないです」と自信たっぷりの様子だった。
(9)
エイシンヒカリ=輸送は渋滞もなくスムーズ。雰囲気も「前走と変わらない。馬房ではそこまで悪さをするタイプではないからね」と中村義幸厩務員。「ケイコのあともカイバを食べている」と調整は至って順調だ。前日の時点で単勝1番人気に支持させており、「取りあえずここまでは無事に来た。あとはジョッキー(
武豊)に任せるだけです」と出来には太鼓判を押した。
(10)
ペルーサ=木曜に東京へ移動。土曜朝はダートコースに登場し、ダクで4分の3周したあと3、4コーナーの中間から直線を軽いキャンターで流した。「年齢も年齢なので。しぐさもいつもと変わらない」と津曲助手。「カイバも食べていて順調ですね」と納得の口ぶりだ。
(11)
ワンアンドオンリー=落ち着いた様子で馬房に収まり、立派なトモが目立つ。甲斐助手は「いつも通り。枠もいいところ。スタートがあまり速くないんで、インでかぶされるよりはいい。だいぶ素軽くなっている。何とか結果が欲しい」とダービー馬の復活を願った。
(12)
ダービーフィズ=美浦坂路を軽快に駆け上がった。ラストはビュンと加速して1F14秒0をマーク(4F67秒5)。好仕上がりをアピールした。小島太師は「本当にたくましくなった。馬の形も変わってきたし、
ディサイファに引けを取らないよ」と上機嫌だった。一発ムードが漂う。
提供:デイリースポーツ