日本軽種馬協会・静内種馬場で繋養されている
クロコルージュ(牡10)が、愛国のラスバリースタッドに輸出される事がわかった。また、同種場に04年より繋養されている
アラムシャー(牡5)も、06年は愛国のナショナルスタッドにリース供用される。
アラムシャーの種付け料は8,500ドル(約98万円)の予定。
クロコルージュは、
父Rainbow Quest、
母Alligatrix(
その父Alleged)という血統の愛国産馬。現役時代は、98年リュパン賞(仏G1)を制し、続く仏ダービー(仏G1)では2着に好走。翌99年のイスパーン賞(仏G1)では、欧州遠征の第1戦目として出走した
エルコンドルパサー(
父Kingmambo、98年
ジャパンC-GI)を破り、G1・2勝目を挙げている。同年の
凱旋門賞(仏GI)3着を最後に現役を引退、01年から日本で種牡馬生活を送っていた。通算成績13戦4勝(GI・2勝)。
アラムシャーは、
父Key of Luck、
母Alaiyda(
その父シャーラスタニ)という血統の愛国産馬。叔父に現在、日本で種牡馬生活を送っている
デザートストーリー(
父Green Desert)がいる。02年9月に愛・J.
オックス厩舎からデビュー。現役時代は、03年愛ダービー(愛G1)、
キングジョージVI世&
クイーンエリザベスS(英G1)など重賞4勝を含む通算9戦5勝という成績を残した。英チャンピオンS(英G1)6着を最後に現役を引退し、04年より日本で種牡馬生活を送っていた。初年度は65頭に種付けを行ったが、2年目の今年は、種付け頭数わずか4頭と落ち込んでいた。初年度産駒は07年にデビューする。