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マリアライトなど、エリザベス女王杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2015年11月11日(水) 18時15分
 エリザベス女王杯に出走予定のマリアライト(牝4・美浦・久保田貴士)とシュンドルボン(牝4・美浦・矢野英一)が追い切りを行った。追い切り後の各調教師のコメント。

マリアライトについて、久保田調教師。
「前走のオールカマー(GII・5着)は、休み明けで若干余裕残しの馬体でした。また男馬やGI勝ちの牝馬もいる強いメンバーの中でどこまで来れるかと見ていましたが、終いはしぶとく食い下がっていましたし、満足いく内容でした。中間は少し楽をさせて、1か月前くらいから徐々にペースを上げていきました。今回は輸送もありますし、1週前までにはほぼ仕上げるつもりでやって来ましたが、順調に来ています。

 先週は負荷をかけられるように併せ馬で終いまでしっかり追って、馬の気持ちを作っておく内容でした。先週である程度できていましたので、今日は馬の気分を損ねないようにノビノビと気持ち良く走らせて、あまりストレスをかけないような調教を心がけました。前走より絞れて動ける体になっていますし、上積みはありますね。距離を延ばして結果を出してきましたし、京都2200mという牝馬の長い距離のGIはなかなかないので、今年はここに出したいと思ってやって来ました。初コースになりますが、いろいろな競馬場で走っている馬ですし、さほど気にはしていません。

 輸送については2走前の阪神のマーメイドS(GIII・2着)でもクリアしてくれましたので、同じような感じで持っていければと思います。今回はかなり良いメンバーが揃っていますが、一発狙っていきたいですね。切れる脚も使えますし、最後までしぶとくて根性がある女の子なので、そのあたりに期待しています」

シュンドルボンについて、矢野調教師。
「今日の追い切りは予定通りで問題ありません。ここまで順調にきています。牝馬なので、輸送は全く心配ないとは言いませんけど、現段階では飼い葉は食べていて状態も良いですし、新潟に輸送をしても結果を残しているので大丈夫でしょう。今回はGIになりますが、3連勝と勢いのある上がり馬ですし、少し期待を持ってレースに臨みます」
(取材・写真:佐々木祥恵)

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