前哨戦の
スワンS(GII)に優勝した
アルビアーノ(牝3・美浦・
木村哲也)に騎乗する柴山雄一騎手の共同記者会見が、美浦トレーニングセンターで行われた。
(前走の
スワンSを振り返って)
「あのような競馬は初めてでしたが、本当に良いパフォーマンスをしてくれました」
(ポジションを下げたのは?)
「いろいろな想定をして競馬の組み立てをしていて、下げるなら馬の後ろでと先生から言われていました。初めてにしては100点に近い競馬でした」
(京都コースの適性は?)
「全く苦にしないと思います」
(春と変わってきたところは?)
「春と比べてというか、休み明けのレース(
京成杯AH・GIII・7着)は少しイレ込んでいたんですよね、彼女のわりには。いつもはもっとドッシリしているのですが、返し馬の時から少し力んでいるなという感じでした。それが一転して、前回はすごくドッシリしていて、こちらが安心してレースに向かえるような感じでした」
(今回の作戦は?)
「まだ特に決めてないです。前回あのような競馬をしてくれましたので、すごく選択肢が増えました」
(馬場状態に関しては?)
「結構力のある馬なので、(悪くなっても)対応してくれると思います」
(枠順の希望は?)
「特に気にしてはいないです。ゲートも上手なので」
(GIらしいメンバーが揃いましたが?)
「すごく強い馬もいるのですが、この子自身が前回は強い競馬をしてくれましたし、本当に楽しみの方が大きいですね」
(意気込みとファンへのメッセージを)
「僕が初めて行った競馬場が京都競馬場でした。その京都競馬場でこのチャンスが巡ってきたので、何とかGIを勝ちたいというのはありますね。彼女の良い部分を引き出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
(取材・写真:佐々木祥恵)