22日、京都競馬場で
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)が行われ、中団の外でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の4番人気
モーリス(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、同じく中団から脚を伸ばした2番人気
フィエロ(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。
さらにクビ差の3着は、1番人気
イスラボニータ(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)と3番人気
サトノアラジン(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)の際どい争いとなったが、
イスラボニータに軍配が上がった。ハナ差で
サトノアラジンが4着。
勝った
モーリスは、
父スクリーンヒーロー、
母メジロフランシス、
その父カーネギーという血統。秋の初戦に予定していた
毎日王冠を回避してのぶっつけ本番となったが、それをものともせずに2007年の
ダイワメジャー以来、史上10頭目の春秋マイルGI制覇を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
モーリス(牡4)
騎手:R.ムーア
厩舎:美浦・
堀宣行父:スクリーンヒーロー母:メジロフランシス母父:カーネギー馬主:吉田和美
生産者:戸川牧場
通算成績:12戦7勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2015年
安田記念(GI)
【R.ムーア騎手のコメント】
春のマイル王ですから、自信を持って乗りたいと思っていました。無事にスタートを切って、いいペースでレースも運べたので、それが結果につながったと思います。4コーナーで凄く手応えが良く、残り400mのところから切れる脚を使ってくれました。
2歳(
京王杯2歳Sで騎乗)の時はまだ全然体ができあがっていないという感じでしたが、ここへきてフレームができたと感じています。