9日、日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されている
デヒア(牡14)が、米国に逆輸出されることが分かった。来年は、95年に種牡馬生活をスタートしたケンタッキー州の
アシュフォードスタッドで繋養される予定となっている。
同馬は、
父Deputy Minister、
母Sister Dot(
その父Secretariat)という血統の米国産馬。93年
ホープフルS、シャンペンS(共に米G1)を制し、その年の全米2歳チャンピオンに選出された。通算9戦6勝の成績で95年に種牡馬入り。02年に北米チャンピオンサイアーとなったほか、99/00年には豪州2歳チャンピオンサイアーに輝いた。日本での産駒には、外国産馬として
トーヨーデヘア(00年
NHKマイルC-GI・2着)を送り出し、00年に日本に輸入されてからも、
ケイアイガード(04年ラジオたんぱ賞-GIII)などを輩出した。現在は豪州の
アローフィールズスタッドで4シーズン連続9度目のシャトル供用を行っている。