1番人気に支持された昨年は、発馬で出遅れてまさかの12着に敗れた
コパノリッキー。「(出遅れた後)内に入れてしまったことでごちゃついて。気分良く走れなかった」と村山師は振り返る。リベンジに燃える今年は
JBCクラシックで
ホッコータルマエ(3着)を下して連覇を達成。1週前追い切りでは栗東CWで6F84秒7-12秒7(仕掛け)と好時計をマークし、再び勢いをつけて尾張の地に乗り込む。「レース後、トモに疲れが出ましたが、順調に回復しました。1週前もいい動き。スムーズな競馬さえできれば」と手応えは十分だ。
昨年は2着と奮闘した
ナムラビクター。王者
ホッコータルマエに半馬身差に迫った実力は侮れない。「去年が2着。中京は相性がいいので、今年も好レースを期待」と福島師。ゲート再審査明けで間隔はあいたものの、中間は坂路で乗り込みを重ね態勢は万全。栗東坂路の1週前追い切りでも4F54秒9-14秒0(一杯)と及第点の動きを見せた。「1週前は坂路で好時計。攻め駆けしないタイプだけにこれだけ動ければ上等だろう。ゲートも練習では全く問題はない」。課題のスタートさえクリアできれば、今年も好走は確実だ。
提供:デイリースポーツ