ダイワメジャー産駒の勢いが止まらない。先週の阪神JFは
メジャーエンブレムがV。2歳種牡馬リーディングでは10年から5年連続で頂点に立った2位
ディープインパクトを抑えてトップを快走している。13日の終了時点で勝利数は4勝、獲得賞金で1億4353万9000円と大きな差をつけており、さらにディープ産駒は
朝日杯FSに出走はなし。首位は確定的な状況だ。
同産駒は3頭がスタンバイしているが、注目は、現役時代に
ダイワメジャーを管理した上原師が送り出す
ショウナンライズだろう。未勝利-
くるみ賞を連勝中で、前走は先行策から2着に2馬身差をつけて快勝した。
中間は厩舎で調整。1週前は鞍上の池添が美浦へ駆けつけ、追い切りに騎乗した。「1週前に騎手が乗ってビシッとやったが、その後も馬はしっかりとしている。いい状態で臨める」とトレーナーは出来の良さを強調する。
「メジャーの子どもはしまいにシュッと伸びるというより、最後まで長くいい脚を使ってくれる」と産駒の特徴を説明した上で、「この馬もそのタイプ」と目を細める。先週の
メジャーエンブレムも同タイプ。途中からハナに立ち、最後まで後続を寄せつけずにそのまま押し切った。舞台は同じ阪神芝1600m戦だけに、再び産駒が栄冠を勝ち取る可能性は十分だ。
提供:デイリースポーツ