スマートフォン版へ

シングウィズジョイが大波乱演出、戸崎「これからもっと良くなってくる」/ターコイズS

デイリースポーツ
  • 2015年12月20日(日) 12時00分
 メモリアルレースは大波乱の決着に。新設重賞の「第1回・ターコイズS・重賞」(芝1600m)は19日、中山11Rに16頭で争われ、11番人気の3歳牝馬シングウィズジョイ(栗東・友道)が先行策から力強く伸びてV。初コンビの戸崎圭の手綱で鮮やかに復活した。大外(16)番枠からスタートを決めて2番手を確保。前半5Fが61秒1とマイル重賞としては遅い流れも味方につけ、直線の半ばで堂々と抜け出した。勝ちタイムは1分35秒7。好位馬群から伸びた16番人気のダンスアミーガが1馬身半差の2着、逃げた15番人気のオツウがさらに頭差の3着に残って、3連単は295万4680円の高額配当となった。なお、1番人気のカフェブリリアントは8着。外から掛かり気味に進出して、末脚不発に終わった。

 名手・戸崎圭が駆るシングウィズジョイが大波乱の主役を演じた。「今回が初騎乗だったけど、思った以上にスタートが良く、二の脚も速かった。いい位置で競馬ができたし、気持ち良く走らせることができた。まだ3歳馬。これからもっと良くなってくるでしょう」と鞍上はパートナーをたたえた。

 この日、戸崎圭は4勝を上積み。今年の勝ち星を124勝とし、落馬負傷で療養中の福永を抜いて全国リーディングのトップに躍り出た。2年連続リーディングの座をほぼ手中にしたが「たくさんいい馬に乗せてもらっているだけ」と謙虚に話した。

 今後は来春のヴィクトリアマイル(5月15日・東京、芝1600m)を目指して調整される予定。友道師は「完勝と言える勝ちっぷり。春よりも背が高くなって成長しているし、距離もマイルが合っている」と終始笑顔だった。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す