20日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・芝1600m)が行われ、最後方に構えた
M.デムーロ騎手騎乗の2番人気
リオンディーズ(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で馬群の一番外から一気に脚を伸ばし、前人未到の
JRA・平地GI全制覇がかかる
武豊騎手を背に一旦は抜け出していた1番人気
エアスピネル(牡2、栗東・
笹田和秀厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。
さらに4馬身差の3着に11番人気
シャドウアプローチ(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)が入った。なお、3番人気
シュウジ(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)は5着に終わった。
勝った
リオンディーズは、
父キングカメハメハ、
母シーザリオ、
その父スペシャルウィークという血統。11月22日の新馬戦からの2連勝で
母シーザリオ、兄
エピファネイアに続くGIウイナーとなった。デビュー2戦目での本レース制覇は史上初。
【勝ち馬プロフィール】
◆
リオンディーズ(牡2)
騎手:
M.デムーロ厩舎:栗東・角居勝彦
父:キングカメハメハ母:シーザリオ母父:スペシャルウィーク馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:2戦2勝(重賞1勝)
【
M.デムーロ騎手のコメント】
初めて阪神のGIを勝てました。水曜日に乗った時、凄くパワーのある馬だと思いました。岩田くんからも「ミルコ、あれは凄くいい馬だよ!」と言われましたが、本当にいい馬ですね。あれだけGIを勝っているユタカさんがまだ朝日杯は勝ってないと聞いて・・・ごめんなさい。でも競走なので。(ファンに向けて)いつもパドックでミルコミルコと声をかけてもらって本当に嬉しいです。ありがとうございます。