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ラストランを終えたゴールドシップの須貝師は「またこういう愛される馬をつくれるように」

  • 2015年12月28日(月) 12時00分
 夕闇の訪れとともに白い馬体が姿を現すと、中山競馬場に残っていた4万人のファンから割れんばかりの歓声が上がった。ファン投票2年連続1位で、レースも1番人気に推されたゴールドシップの引退式。結果8着に終わったとはいえ、ナイター照明に照らされた6冠馬に敗者の悲壮感は見られない。

 ラストランを見届けた須貝師は「伝説にはならなかったけどね」と納得の表情を浮かべる。JRAの賞金獲得額13億9776万7000円は歴代3位。素晴らしい記録を残す一方で、3連覇が懸かった今年の宝塚記念で世紀の大出遅れを犯すなど、競馬ファンに強烈な印象を刻み込んだ。「またこういう愛される馬をつくれるように努力します」意気込みをのぞかせる。

 引退式でゴールドシップを引いた今浪厩務員は思わず男泣き。レース前日には「もう朝起きて、緊張することはないんだな…」と、気性の激しい相棒との日々を思い起こしてしみじみ。

 馬主の小林英一HD・小林正和氏は「順風満帆とはいきませんでしたが、幸せな航海だったと思います。ゴールドシップによく似た子どもたちをターフに送り出し、大きな夢を与えてほしいと思います」と話した。

 今後はしばし激闘の疲れを癒やし、今は亡き父ステイゴールドもけい養されていた北海道のビッグレッドファームへ移動。総額9億8000万円のシンジゲートが組まれており、今後は種牡馬として血を継承する任務が待っている。ゴールドシップの物語は時を待たずして次章に突入。万雷の拍手を背に、高々と帆を掲げて出航する。

提供:デイリースポーツ

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