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シュンドルボンなど、愛知杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2016年01月14日(木) 18時05分
 土曜日、中京競馬場で行われる牝馬限定の重賞、愛知杯(GIII・芝2000m)。美浦から出走する注目馬について、追い切り後に話を聞いた。

シュンドルボン(牝5・美浦・矢野英一)について、矢野調教師。
「前走(エリザベス女王杯・GI・7着)は初めてのジョッキーということもあり、馬と喧嘩をするところも見られましたが、GIであれだけやれれば合格点だったと思います。中間も順調ですし、力を出せる仕上がりです。GIIIで左回りの中京ならチャンスはあるでしょう。将来的には牝馬限定の大きいところを狙っていきたいと考えていますし、今年初戦なので良い競馬をしてもらいたいですね。馬具を替えて右にささる面はだいぶ解消されてきましたが、まだそういう面は少しありますので、左回りの方が乗りやすいと思います」

バウンスシャッセ(牝5・美浦・藤沢和雄)について、田辺裕信騎手
マーメイドS(GIII・15着)以来、久しぶりのレースになりますが、その間、入厩しては放牧に出てということもあったと聞いています。今回は順調に調教を積めていますし、いつも乗っているわけではないので比較はできませんが、この馬の能力なら普通に勝ち負けができると思っています。昨年の中山牝馬S(GIII・1着)の時は、思ったよりポジションは後ろになりましたが、手応えは良かったですし、2着馬にクビ差でも力があるなと感じました。今回も自信を持って乗りたいと思います。気になるのはハンデ(55.5キロ)くらいですね」

レイヌドネージュ(牝6・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「前走(美浦S・1600万下・1着)は展開も向きましたが、終いは良い伸び脚を見せてくれました。先週の時点でほぼできていましたし、輸送もあっての土曜競馬なので今週は調整程度の追い切りでした。後ろからレースを進めて終いを伸ばすのがこの馬の形ですし、中京は合うと思います。重賞なので前に行く馬は簡単には止まらないでしょうし、展開の助けがあって、かつ馬場も渋ってくれればと思います」

アルマディヴァン(牝6・美浦・高橋文雅)について、高橋調教師。
「1800mまでなら大丈夫ですが、今回は2000mという距離が若干不安です。ただ掛かる馬ではないので、道中の動かし方でしょう。前走(ターコイズS・9着)では、横山(典)騎手が少し出して行って競馬をしてくれましたので、今回は前めで抱えるような感じで競馬ができれば良いと思います。日曜日にやって、状態はまた一段上がってきました。今週は調整程度の追い切りでしたが、動きも良かったです。ハンデの54キロは少し重い気もしますが、中京は相性が良いですからね」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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