のちの重賞ホースがズラリと名を連ねる出世レースで、その実力を誇示してみせる。昨秋の京都で衝撃のデビューVを飾った
ディープインパクト産駒マカヒキが、3か月ぶりの実戦へ向けて意気揚々だ。「初戦は直線で追う場面もなく完勝。使って体つきがシャープになった」と友道師は成長ぶりに目を細める。
レース後に鼻出血が判明して、休養を挟むことになったが「牧場でも異常はなかったし、先週に時計を出した際も大丈夫だった」と師は目下の状態に胸を張る。全姉は短距離重賞で活躍する
ウリウリ。「こちらは気性がおっとりしているので、距離は持つと思う」と1F延長も不安視していなかった。
金子真人オーナーをして「これほどどっしりとした馬は
キングカメハメハ以来」と言わしめるあたり、その期待度の高さはうかがい知れる。ここを制して09年
皐月賞馬となった厩舎の先輩
アンライバルドに続き、クラシック戦線の主役へと躍り出る。
提供:デイリースポーツ