30日、横山賀一騎手(38、美浦・
萱野浩二厩舎)が、
JRAに平成17年度の騎手免許の取り下げ願いを提出し、11月30日付で現役を引退することになった。今後は所属する
萱野浩二厩舎で調教助手となる予定。
同騎手はニュージーランドで騎手免許を取得。約5年間現地で騎乗したのち、92年に
JRAでデビューした。93年9月に
マリーゴッドで函館3歳S(GIII)を制して重賞初勝利。その後も96年に
セイリューオーで札幌3歳S(GIII)、99年に
ケイワンバイキングでダービー卿CT(GIII)、02年に
ヤマニンリスペクトで
函館記念(GIII)と
JRA重賞で4勝を挙げている。
JRA通算成績は3346戦211勝。
JRA通算1613勝、重賞84勝(11月30日現在)を挙げている
横山典弘騎手(37、美浦・フリー)は実弟にあたり、71年
天皇賞・春を
メジロムサシで制するなど、
JRA通算559勝を挙げた横山富雄元騎手は実父になる。