今年の
シルクロードSは好メンバーが揃ったが、やはり人気の中心となるのは
ビッグアーサーだろう。これまで重賞では2・2・3着と勝ち切れなかったが、今度こそ勝ち星を掴むことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/31(日)
シルクロードS(4歳上・GIII・京都芝1200m)
ビッグアーサー(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)は前走の
阪神Cで3着。直線ではスムーズに内を抜けられたが、最後は少し脚が上がっていたあたり、やはり1400mは長いのだろう。1200mの重賞でも続けて2着に敗れているが、GI出走を確実にするためにも今回は負けられない。
M.デムーロ騎手との新コンビにも注目。
サトノルパン(牡5、栗東・
村山明厩舎)は前走の
京阪杯で
ビッグアーサーを破って重賞初制覇。早めに抜け出して、内で少し追い出しが遅れた
ビッグアーサーの猛追を凌ぎきった。1200mでは2戦2勝と適性の高さを見せており、前走と同条件のここでも当然勝ち負けが期待される。
ダンスディレクター(牡6、栗東・
笹田和秀厩舎)は前走の
阪神Cで、骨折明けながらも後方からよく追い込んで2着と好走した。当然今回は状態の上積みが見込め、京都コースは連対率100%と相性も抜群。ここも上位争い必至だろう。
その他、オープン特別を連勝している
ネロ(牡5、栗東・
森秀行厩舎)、堅実に走る
アースソニック(牡7、栗東・
中竹和也厩舎)、3連勝中の
ローレルベローチェ(牡5、栗東・飯田雄三厩舎)、昨年は不振に終わるも実績上位の
リトルゲルダ(牝7、栗東・
鮫島一歩厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時35分。