4日、都内にて『NAR
グランプリ2015』の表彰式が開催され、
年度代表馬と4歳以上最優秀牡馬を受賞した
ハッピースプリントの関係者らが表彰された。
ハッピースプリント号を管理している
森下淳平調教師
「2014年度はこの賞を獲らせてあげることができなかったので、今回獲らせてあげることができてホッとしています。入厩した時から精神的に成熟していて、古馬になってからもこの精神力が強みです。また、年齢を重ねてきて体質も強くなり、強い調教をした後の反動がだいぶ少なくなりました。順調に成長してくれています。
これから中央の馬に勝つためには、きついペースを先行して、前目で余力を残しながら追走して、直線でもうひと踏ん張りできるような馬に育てていかないといけないと思っています。今年の春は、
かしわ記念と
帝王賞をメインに、その前に一度使えるレースがあればと思っているのですが、冬シーズンの疲れを取るのに少し時間がかかりそうなので、
かしわ記念からの始動も考えています」
宮崎光行騎手「強い馬に乗せてもらえて光栄です。レースに行くと、おっとりしている馬ですね。乗りやす過ぎるくらいなので、欲を言えば、もう少し前向きな姿勢も出てくるとさらにいいなと思っています」