準備は整った。朝一番に登場した
アットザシーサイドは、いつも通りの“浅見厩舎流”の調整。6日の栗東坂路で実質的な追い切り(4F52秒2-37秒1-12秒8)を消化しており、直前は坂路でしまいをサッと流した。単走できれいな後傾ラップを刻み、4F58秒9-42秒6-12秒4を記録。騎乗した浅見助手は「元気はいい」と体調の良さを強調。見守った川上助手も「6日にビシッと追って負荷をかけましたからね。けさはサッと流した程度ですが、動きは良さそうですね」と明るい表情を見せた。
今回はデビュー戦でVへと導いた福永とのコンビ。印象を聞くと「当時とは馬も変わっているだろうけどね」とあえて先入観は持たないようだが「阪神JF(5着)も決してスムーズな流れではないなか、しまいはよく差を詰めていた。乗りやすい馬で、2戦目のような上手な競馬もできる。ここで何とか結果を出せれば」と気合は十分。2戦2勝の7F戦でV発進を決める。
提供:デイリースポーツ