3年連続で
ドバイワールドカップ(3月26日・メイダンD2000m)の出走となる
ホッコータルマエ(栗東・西浦勝一厩舎)。
川崎記念後も順調に週2本の追い切りを消化し、今朝14日は国内での最終となる追い切りを坂路馬場で行っている。
いつも通り、角馬場で運動した後、
国分優作騎手に乗り替わって、
リアルスティール(栗東・
矢作芳人厩舎)と同じタイミングで坂路馬場へ移動。
リアルスティールの追い切りは明日行われる予定で、追い切りは単走。
蹄跡のないウッドチップの走路、ど真ん中を駆け上がっていく。鞍上の手綱が動いたのは、ラスト1F標識手前からで、最後までしっかりと追われていた。時計が4F52.5〜3F38.4〜2F25.2〜1F12.7秒と、3月6日の時計よりも後半のラップが遅くなったのは、前日から降り続く雨でたっぷりと水分を含んだ馬場の影響もあるだろう。
しっかりと負荷をかけることができたことがなによりで、全体時計が遅かった昨年の国内最終追い切り(坂路4F58.0秒)と比較しても、申し分ない状態でドバイへ出発することができるのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)