いざ、海外へ-。
ドゥラメンテが
ドバイシーマクラシック・UAE・GI(26日・メイダン、芝2410m)に向けて国内最終追い切りを敢行した。
朝一番に美浦Dを半周してからWに登場。勢いよくスタートを切り、活気あふれるフットワークでウッドチップを蹴り上げていく。道中の折り合いもピタリとつき、手応え良く直線へ。最後まで手綱を抑えたままでゴールを駆け抜け、5F69秒7-38秒8-13秒2を計時した。
「(先週から)検疫厩舎に入って、初の環境に戸惑っている印象がある。カイ食いが落ちているように、気が張り詰めている状態が続いている」と切り出した橋本助手。それでも体調自体は前走(
中山記念1着)を使って上向いていることは確かだ。「きょうは最後までハミをしっかり取り、真っすぐ走れていた」と追い切りの動きに次第点を与えた。
16日に成田空港からドバイへ向けて出発する。「あとは初の海外遠征をクリアして、レース当日に落ち着きがあれば力は出せる」と気を引き締める。先日発表されたロンジンワールドベストレースホースランキングで121
ポンドを獲得し、世界No.1の評価を受けた2冠馬がその実力をアピールする。
提供:デイリースポーツ